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遠藤航,サッカー

FIFAランキング過去最高順位を狙うサッカー日本代表、6連勝&順位UPのため負けられない戦いに

写真:遠藤航(AP/アフロ)
史上最強の日本代表ならば、当然ながらFIFAランキングも過去最高順位を目指すべきだ。

10月13日にカナダ戦、同月17日にチュニジア戦を控えるサッカー日本代表だが、両試合とも勝利すれば国際Aマッチ6連勝となり、FIFAランキングUPの可能性が高まる。

三笘薫や鎌田大地、堂安律など数人の主力選手が参加しておらず、久保建英などコンディションが万全でない選手もいるが、史上最強が謳われている日本代表には勝利が求められる。

2000年以降の日本代表の最高順位は13位

サッカー日本代表は、Jリーグの誕生により1990年代から一気に力を付け、FIFAランキングを高めてきた。

1998年にはFIFAランキング9位を実現するが、これは算出方法が平等ではない(現在のように試合の重要度が含まれず試合の結果のみが反映されるシステムだったため、アジアの国との対戦が多かった日本はランキングが上がりやすかった)

算出方法が変わった後でいえば、2011年4月に記録した13位という順位が最高となる。

名将ザッケローニ監督が指揮し、本田圭佑や香川真司、岡崎慎司、内田篤人、長友佑都、遠藤保仁などが中心となったまさに歴代最強の日本代表だった。

2010年9月4日に行われた国際親善試合のパラグアイ戦で香川真司が衝撃のゴールを決め勝利すると、そこからなんと18試合連続無敗を記録した。

確かにアジアの国が相手だった試合も多いが、アルゼンチン戦やアジアの強国である韓国戦、オーストラリア戦なども含まれていた。

歴代最高順位を目指すためにも10月シリーズは負けられない

今回のカナダ戦とチュニジア戦は、日本で行われる国際親善試合であるため、あまり重要な位置付けではないのは確かだ。

重要な試合は11月から始まるW杯アジア予選や2024年1月に行われるアジア杯となる。

しかし、日本代表が現在のFIFAランキング19位よりもさらに順位を上げるためには、ここで連勝しておきたいところだ。

現在エルサルバドル戦、ペルー戦、ドイツ戦、トルコ戦と4連勝中であり、10月シリーズで連勝できれば驚異の6連勝となる。

アジアの国相手の6連勝ではなく、ドイツやトルコといった強豪国を含んだ6連勝であるため、その価値は非常に大きい。

今後アジアの国相手の試合が長期間続くため、2011年の18試合無敗やFIFAランキング13位も上回れる可能性もあるのだ。

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