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香川真司,サッカー

なぜ日本人とブンデスリーガは相性がいいのか 「東洋のコンピューター」が切り開いた歴史

近年活躍ぶりが光る遠藤と鎌田

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写真:鎌田大地/提供:Masashi Hara(Getty Images)

時代は流れたが、今もなお日本人選手のブンデスリーガでの活躍が途切れることない。日本代表の中心に名を連ねる遠藤航は2019年夏に当時2部のシュツットガルトに加わると、チームの1部昇格に貢献。2020-21シーズンから2年連続でリーグ最多のデュエル数を記録するなど、「日本人はフィジカルで劣る」というイメージを覆す働きぶりでチームを牽引し、2021-22シーズンからは主将を務めるまでに存在感を高めた。

また、フランクフルトの鎌田大地もテクニックとサッカーIQを武器に近年活躍が目覚ましい選手の1人である。2021-22シーズンには長谷部とともにUEFAヨーロッパリーグを制し、日本人では小野伸二以来2人目となる欧州カップ戦制覇に貢献した。遠藤や鎌田といった選手たちのドイツにおける活躍はまた新たな日本人プレーヤーのドイツへの挑戦を後押しし、好循環を生んでいく要因になるだろう。

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写真:板倉滉(Photo by Christian Verheyen/Borussia Moenchengladbach via Getty Images)

ブンデスリーガにおける歴史を見ると、先駆者である奥寺が日本人選手の扉を開き、日本サッカーの発展とともに、香川に代表される選手たちがインパクトを放ち、日本とドイツをつなぐレールの役割を果たしてきた。吉田、板倉、堂安などが加わり新たに盛り上がりを見せる今季のブンデスリーガでサムライたちがどのような活躍を見せ、また新たな時代を切り開いていくのか。その活躍ぶりからは目が離せない。


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