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三笘薫

まずはマン・U撃破達成!三笘、ファティなど豪華攻撃陣を擁するブライトンがプレミアの主役に

三笘薫(写真:REX/アフロ)
9月16日、プレミアリーグ第5節「マンチェスター・ユナイテッド対ブライトン」の一戦が行われ、1-3でアウェーのブライトンが勝利した。

ブライトンは開幕5戦で4勝1敗とスタートダッシュに成功し、暫定4位につけている。

日本代表MF三笘薫はこの試合でスタメンフル出場し、2点目の基点となるなどブライトンの勝利に貢献した。

「夢の劇場」オールドトラフォードでブライトンが躍動

開幕4戦で2勝2敗と波に乗れていないマンチェスター・ユナイテッドは、試合開始直後から前線からのハイプレスを発動させ、ブライトンのビルドアップを破壊しようと試みる。

観客の声援も後押しとなり、ブライトンにビルドアップさせない時間帯を作り出す。

しかし、劣勢だった開始15分間を失点なしで乗り切ったブライトンは徐々に支配率を高めていく。

開幕からの4試合は、新戦力が完全にフィットしておらず昨年ほどのパス回しができていなかったが、この試合では昨年並みのパスワークを実現させた。

ユナイテッドの激しいプレスを丁寧に剥がしながら、徐々にチャンスを作っていく。

20分、ついにブライトンが先制する。

右からのクロスをララーナがスルーし、ウェルベックが落ち着いてゴールに流し込んだ。

2点目は後半2分に生まれる。

三笘が左サイドで起点を作ると、ランプティがエリア内にグラウンダーのボールを入れる。

これをグロスが素晴らしいシュートフェイントでマークを外しシュートを沈めた。

後半26分には途中出場のジョアン・ペドロが素晴らしいゴールを奪い、ブライトンは敵地で3-0とリードする。

ユナイテッドもハンニバルの強烈なミドルシュートで1点を返すが、終盤はブライトンがハイレベルなパス回しで冷静に試合を運び2点差のまま試合を終了させた。

攻撃陣の層の厚さのあるブライトンは優勝争いに加われるチームに

この試合、右WGのレギュラーであるソリー・マーチが欠場したが、その不安を感じさせないほど豪華な攻撃陣となった。

ポテンシャル抜群のアディングラがマーチの代役を務め、ベンチにアンス・ファティとエバン・ファーガソン、ジョアン・ペドロが控えているのだ。

後半途中にこの3人の選手が投入されたことにより、ユナイテッドは反撃するどころか追加点を奪われてしまった。

昨季は層の薄さからトップ4を目指すレベルになかったブライトンだが、今季は1人~2人怪我人が出てもハイクオリティな試合ができるほど選手層が厚くなっている。

ELでの躍進も楽しみだが、マンチェスター・シティやアーセナルといった優勝争いをするであろうクラブをも撃破できるのではないかと期待させてくれる。

果たしてブライトン旋風がプレミアリーグに巻き起こるのか、今後の戦いに注目しよう。

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