
ブライトン、18歳の新鋭FWエバン・ファーガソンとの契約延長で三笘との最強コンビ継続へ
写真:ブライトンのデ・ゼルビ監督(ロイター/アフロ)
4月25日、プレミアリーグのブライトンはエバン・ファーガソンとの契約延長に成功したようだ。
イギリス『デイリー・テレグラフ』ら複数のメディアがこぞって伝えている。
今季大ブレークした将来有望なファーガソンが残留となることで、来季の三笘も活躍しやすくなったと言えるだろう。
欧州屈指のFWになる可能性があるファーガソン
シーズン序盤はベンチにも入れなかったファーガソンだったが、デ・ゼルビ監督が指揮を取るようになると次第にトップチームでベンチ入りし試合終盤に出場できるようになっていく。
三笘の台頭によって1トップに入ることもあったトロサールがアーセナルへと移籍したことも好影響だったと言える。
ウェルベック、ウンダブに次ぐ3番手ではあったが、第18節のアーセナル戦、19節のエヴァ―トン戦、21節のレスター戦と短期間で3ゴールを挙げたことで一気に序列を挙げていく。
FA杯でも活躍し、ついにはFWのファーストチョイスとなったのだ。
何度か怪我を負い、絶対的なエースとまではなりきれていないが、コンディションさえよければ確実にデ・ゼルビ監督はファーガソンをスタメンで起用するはずだ。
188㎝の恵まれた体格、ポストプレイの上手さ、そして圧倒的な決定力がありポテンシャル抜群だ。
三笘と同じくシーズン途中から主力となったにもかかわらず、公式戦8得点3アシストと素晴らしい結果を残しているファーガソン。
年齢や国籍問わずポテンシャルの高さを見抜き大胆に起用するデゼルビ監督の眼力の凄さと言えるかもしれない。
19歳で迎える来季は、もしかするとハーランドに次ぐ数字をたたき出すほど活躍する可能性もあるだろう。
ブライトンは今夏の補強にも注目
デ・ゼルビ監督の意向を踏まえた上でのブライトンの今夏の補強にも注目だ。
ファーガソンの契約延長で柱となるFWは確保できているが、来季ELに出場できるのであればもう1人ワールドクラスのFWを補強するべきだろう。
また、マクアリスター、カイセドの2人は今夏にビッグクラブへと移籍する可能性が高いため、中盤も複数人補強する必要がある。
そして、現状三笘とソリー・マーチに依存気味であるWGのポジションも補強すべきと言える。
はたしてデ・ゼルビ監督はどのようなスカッドを作り上げるのか。
そしてファーガソンが来季さらに結果を残せるFWになれるのか。
シーズン終盤の戦いに注目が集まるが、来季に向けた補強プランにも注目だ。
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