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サンティアゴ・ベルナベウ

レアル・マドリードがベリンガム獲得!ラ・リーガ奪還&CL制覇に向けて最高の補強に

ドルトムントは6月7日、イングランド代表MFジュード・ベリンガムがレアル・マドリードに移籍すると発表した。

注目の移籍金は、1億300万ユーロ(約154億円)に様々な追加ボーナスが付いている模様だ。

契約期間は2029年6月までの6年と大型契約となった。

ラ・リーガ奪還&CL制覇に向けて、レアル・マドリードは最高の補強に成功したと言えるだろう。

次世代ナンバーワンの逸材がついにレアル・マドリードの一員に

ジュード・ベリンガムは、19歳ながらすでに欧州トップクラスの実績を残している。

ドルトムントでは17歳にしてスタメンを勝ち取り、MFながら過去3シーズンで24得点25アシストを記録している。

また、2022年に行われたカタールW杯にもイングランド代表の主力としてプレーし、得点も挙げている。

186㎝と長身ながら細かなテクニックにも秀でており、ドリブル、パス、シュート、空中戦、地上戦のデュアルなどすべての能力が非常にハイレベルだ。

レアル・マドリードはこの1~2年、トニ・クロースとルカ・モドリッチの後継者を探し続けてきた。

カマヴィンガやチェアメニといった優秀な若い選手を獲得していたが、ついにベリンガムという完全なる後継者が加入することになる。

なんとか国王杯は制し無冠は回避できたものの、ラ・リーガではバルセロナに早々に競り負け2位となりCLでもベスト4となるなど、決してレアルとしては満足のいくシーズンではなかったと言えるだろう。

ベンゼマがサウジアラビアリーグへと移籍することが決定し来季の戦力も心配されているが、ベリンガムの加入によって一気に逆襲の準備が進んだ。

トッテナムのハリー・ケインを獲得しベンゼマの穴を埋める可能性も高いため、トータルで考えると大幅な戦力UPとなる。

膝の怪我という不安材料もあり

ベリンガムは、今後の欧州サッカーの中心に居続けることができる逸材だが、1つだけ懸念されることがある。

それが、「膝の怪我」だ。

昨季から度々ひざの怪我に悩まされており、今季も終盤の大事な試合を欠場している。

6月に予定されているEURO予選にも選出されているが、そこで無理をして出場するようならば、来季も膝の不安を抱えながらプレーすることになる。

手術をして来季に向けて万全の体制を整えるのか、それともEURO予選に出場し膝の不安を抱えたままレアル1年目を迎えるのか。

ベリンガムの今後の動向にも注目だ。

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