家でもできるサッカーのドリブル練習メニュー5選
サッカーは屋外で行うスポーツであり、フットサルも専用の人工芝の屋内施設で行いますが、「家でも練習したい」と情熱を燃やす人もいるかと思います。
インサイドやアウトサイドキックなどの練習であれば、壁にマットを立てかけそこに向かって軽くけるような形で練習が可能かもしれませんが、ドリブル練習となるとスペースが必要ですし動き回らなければいけないので正直厳しかったりします。
しかし、実際には工夫次第で家の中や狭い庭でもドリブルの練習は可能です。
この記事では、そんな「家でもできるサッカーのドリブル練習メニュー」について解説していきたいと思います。
家でもできるサッカーのドリブル練習メニュー5選
ドリブルというとどうしても広いスペースが必要であると思いがちですが、「いかに足でボールを滑らかに操れるかどうか」が最も重要であるため、家の中などの狭いスペースでも十分に練習することが可能です。
極論を言えば、イスに座った状態でも練習することが可能です。
それでは、実際に練習メニューを5つ挙げていきましょう。
インサイドタッピング
この練習メニューは基礎練習となりますので、サッカーを始めたばかりの人や始めて1年以内の人に特におすすめのメニューです。
「インサイドタッピング」の方法は、ボールを足の間に置き、左右のインサイドを使ってリズムよくタッピングしていきます。
左右1回ずつタップしたら足裏で止めるという動作を加えると難易度を上げることができるので、シンプルなタッピングに慣れてきたら取り入れてみましょう。
その場でできるので、狭いスペースでも練習できます。
ただし、若干ジャンプ気味に左右に体重をかけるので、振動を抑えられるようにヨガマットなどを下に敷くことをおすすめします。
インサイド&アウトサイド
この練習メニューは、左右に30cmほどスペースがあればできる練習メニューなので、狭いスペースで行うことができます。
①利き足のインサイドでちょこんと内側にボールを移動させたら軸足を外側に軽くステップさせます
②軸足を再度踏み込み、利き足のアウトサイドでボールを外側に押し出します(軸足は内側に軽くステップさせる)
③この①と②を交互に素早く繰り返します
④利き足で10回行ったら逆足でも同じように10回行う
ボールに触れる位置は、インサイドの場合は親指の付け根、アウトサイドの場合は小指の付け根あたりです。
リズミカルに行うことで、細かなボールタッチができるようになるでしょう。
インサイドロール
この練習メニューは、より滑らかなボールタッチが身に付くので、初心者だけでなく中級者以上の練習メニューとしてもおすすめです。
ボールを弾ませないので家の中でも十分に練習可能です。(ボールを左右にロールさせていくので、幅だけ2メートルほど必要)
①足の裏側を使い、外側から内側に向かってボールを転がします。(こするように行うとより滑らかにボールを運べます)
②ボールを転がした足を軸足にして、逆足の足の裏でボールを止めます
③軸足を外側にステップしたら、ボールの上に置いた足を地面に一度下ろしてから①の動作を行います
④慣れてきたらスピード上げましょう(滑らかな動作を心掛けながら)
このインサイドロールは、様々なドリブルテクニックとの相性が良いので、是非とも滑らかにできるように練習しておきたいテクニックだと言えるでしょう。
プルプッシュビハインド
少し何度を上げたメニューがこの「プルプッシュビハインド」です。
このテクニックがスムーズに行えるようになれば、かなりボールを扱う感覚が養われていると言えるので、家で定期的に練習してみましょう。
①軸足を軽く前にステップさせながら、足裏でボールを少し後ろに引き、インサイドで軸足の後ろを通します
②軸足を上げてボールを足裏で止めたら、逆足を軽く前にステップさせて軸足にして①と同じ動作を行います
③最初はゆっくりと行い、慣れてきたらスピードをUPさせます
相手ディフェンダーからプレッシャーを掛けれた時などに使えるテクニックなので、早めに習得しておきましょう。
プルプッシュ
サッカーの試合では、状況を変化させるために足裏を使って体の向きを変えることがとても多かったりします。
そんな時に使えるテクニックが「プルプッシュ」です。
家の中でも十分にできるので、積極的に行いましょう。
①マーカー(なければ紙コップなど何でもOK)を目の前に置き、左側にボールを置きます
②右足の足裏でボールを斜め(外側)に引き、同じ足のインサイドで引いた軌道とV字になるようなイメージで押し出します
③左足の足裏でボールを止め、そのまま斜め(外側)に引き、インサイドでV字になるように押し出します
④左右のプルプッシュをリズムよく繰り返します
左足でボールを内側に引き、右足でボールを外側に押し出す(これを繰り返す)というプルプッシュもあるので、両方練習しておくとさらにテクニックが身に付くことでしょう。
まとめ
今回は、「家でもできるサッカーのドリブル練習メニュー」について解説してきました。
・インサイドタッピング
・インサイド&アウトサイド
・インサイドロール
・プルプッシュビハインド
・プルプッシュ
これらのメニューは家の中でも狭い庭でも十分にできるドリブルメニューです。
家でも練習することで、きっとライバルに差を付けることができるはずです。
マットを敷くなど騒音に配慮を忘れずに、ぜひ習慣化させてみましょう。
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