アディダスのサッカースパイク「プレデター」の特徴と魅力!
多くのプロサッカー選手やアマチュア選手に長年愛されてきたアディダスの中でも特に人気の高い「プレデター」ですが、「他のシリーズとどのような違いがあるか分からない」という人も意外に多いかもしれません。
同じメーカーであっても、その種類によって特徴や魅力が違っていたりするものです。
アディダスでは、プレデターの他にも「コパ」「エックス」「メネシス」という種類がありますが、プレデターはそれらのスパイクとはまた違った特徴を持っているのです。
この記事では、そんなアディダスの人気サッカースパイク「プレデター」の特徴と魅力について解説していきたいと思います。
プレデターの製品特徴
初代プレデターが発売されたのが1994年なので、すでに25年以上世界のサッカープレイヤー~愛用され続けていることになります。
他の種類のスパイクよりもアッパー構造に違いがあり、広いボールタッチエリアを確保された作りとなっています。
それゆえに、より精度の高いボールコントロールが可能となっているのです。
また、履き口はハイカット形状となっていて、高めの履き口ゆえに足首のホールド感が強くなっています。
柔軟性も抜群なので、フィット感も十分なレベルとなっています。
プレデターの歴史
前述した通り、プレデターは1994年に初代のスパイクが発売されていますが、実はFIFAからの要請によって作られたスパイクなのです。
1990年イタリアワールドカップは、大会全体で115個のゴールしか生まれず、ワールドカップ史上最低のゴール数となってしまいました。(ちなみに2018年ロシアワールドカップは169点、2014年ブラジルワールドカップは171点)
サッカーというスポーツは元々他の球技と比べると得点が少ない競技ではありますが、大会を通して115個のゴールしか生まれなかったことを重く見たFIFAは、「もっとゴールの生まれるスパイクを」とアディダスにも要請をしたのです。
その要請から数年かけ、アディダス社が誕生させたのがプレデターなのです。
1998年フランスワールドカップでは、プレデターを履いた選手(20名)が33ゴールを決めているので、十分にFIFAの要望に応えることに成功したと言えるでしょう。
欧州での人気も高く、2000年の欧州選手権では約20%の選手がプレデターを履いてプレーしました。
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