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「難しい起用法が続いている」クラブOBの元豪州代表FWが前田大然のプレーに言及!5試合ぶりのゴールはきっかけになるか

リーグ戦3得点目を決めた前田。このゴールを浮上のきっかけとしたい。(C)Getty Images
今年1月にスコットランドデビューを飾ったセルティックの前田大然。初戦での得点や、昨年からの古橋亨梧の活躍もあり大きな期待が寄せられてきたものの、ここ数ゲームでのパフォーマンスには厳しい視線が寄せられていた。そして現地メディアでも、チーム、そして前田への様々な意見が聞こえているようだ。

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セルティックの情報を発信する『THE CELTIC WAY』では特集記事の中で、元オーストラリア代表FWであり、クラブOBでもあるスコット・マクドナルドによる前田へのコメントを掲載しながら、プレーの分析を行なった。

記事では「マクドナルドと同様、この日本人フォワードは身長が低いが、元サッカルーズのスターはマエダがセルティックの選手として成功するために必要な身体的特性をすべて持っていると考えている」として、前田のスキルを評している。

だが、マクドナルドのコメントとして「マエダがシーズンの途中からセルティックに入るのは難しいことであり、フルハシの活躍があったからこそ、彼にとってはより困難なものとなった」と、シーズン途中からの加入や、古橋がみせた高いパフォーマンスなどがプレッシャーとなっていることを指摘した。
また「マエダ本来のプレーが損なわれている」と続け、「(前田のポジションが)ある週は左で、次の週ではトップに置かれるなど、マエダにとって難しい起用法が続いている」と述べている。

さらに「セルティックの選手たちはまだマエダのプレーに慣れておらず、キョウゴやレオ・ハタテとも技術的に全く違うタイプの選手であることからも、もう少し時間が必要だ」として、チーム全体の連携面での成熟度不足も挙げている。

一方で、今後への期待として「マエダは危険なエリアに入り続け、相手陣内で脅威となるポジションを取り続ける必要がある。それを続けていけば、きっとセルティックのためにゴールを決めてくれるだろう」と、得点能力の高さを強調した。

現地時間3月6日に行なわれたリヴィングストン戦では、コーナーキックからのこぼれ球を押し込んで18分に貴重な先制ゴールを決めた前田。自身5試合ぶりとなるリーグ戦3得点目を記録し、チームの勝利に貢献している。このゴールをきっかけに、残りのゲームでも前田らしいゴールシーンが見られることを期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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