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久保建英の鮮烈FK弾に賛辞止まず!現地メディアは「最上級のゴール」「本物の芸術作品」と激賞

改めて、その能力の高さを示した久保。このままゴール量産と行きたいところだ。(C)Getty Images
 現地時間1月15日、コパ・デル・レイ(国王杯)4回戦が行なわれ、マジョルカがエスパニョールを2-1で下して、10年ぶりのベスト8入りを果たした。

 昨季はセグンダ(2部リーグ)で熾烈な首位争いを展開し、またエスパニョールの監督ビセンテ・モレノは一昨季までマジョルカを率いていた(ルイス・ガルシア・プラサ現監督との確執も戦前の話題に)という、様々な因縁のある両チームの対決は、地元紙メディア『Ok Baleares』が試合前に「不平等な決闘」と表現したように、多くの怪我人を抱えたマジョルカが不利を予想されていた。

 しかし32分、ホームのマジョルカが久保建英の鮮やかなFKで先制し、60分にはCKをアブドン・プラツが頭で合わせて加点。2分後にDFラインを破ったハビ・プアドにゴールを許したものの、それ以上の追撃を許さなかった。
  ホームチームに貴重な先制点をもたらした久保は、ラ・リーガ第20節レバンテ戦に続いての先発出場で、イ・ガンインと交代する82分までプレー。16節アトレティコ・マドリー戦以来となる今季公式戦2点目を、ゴール右斜め前20数メートルの距離から左足を振り抜いて記録した20歳は、「本当に素晴らしいゴールでした」と自画自賛し、「とても良い練習をしていたので、誇らしい結果が出せると確信していました」「今日のようなプレーができれば、我々には様々な可能性があります」と、クラブ公式サイトで語っている。

 L・ガルシア監督は「クボがすぐに思い出させてくれた。私は以前に、直接FKを決めて試合に勝ったら、選手たちをバーベキューに招待すると約束していた。そのために、お金を残しておかなければならない」と明かし、「彼らは素晴らしい仕事を果たした。我々は勝利に値するチームだった」と、選手たちを称賛した。

 クラブ公式サイトは「クボのゴールは人々を驚かせた。直接FKからのゴールは、マジョルカにとって今季初のものである」と綴ったが、現地メディアもこの日本人選手の一撃を賛辞とともに伝えている。
  マドリードのスポーツ紙『AS』は「クボの最上級のゴール。これが彼にとっての飛躍のきっかけとなる必要がある」「日本人選手は厳しいシーズンを過ごしているが、左足でのエクセレントなゴールでマジョルカをカップ戦の勝ち上がりに導いた」と報じた他、「クボはエスパニョールからリードを奪うため、魔法の帽子から直接FKからの美しいゴールを取り出した」「魔法の王が出現した」との表現で、その高い技術力を称えた。

 一方、『MARCA』は「クボの左足でのFKは、GKディエゴ・ロペスがボールにタッチしても何もできなかった」とシュートコースやスピードを絶賛。また、「勇気と正確さを備え、ライバルにプレッシャーをかけ続けたチームに、クボの魔法の復活とアブドンの久々のゴールが加わり、リーガの後半戦に向けて精神的な奮起を必要としているマジョルカに励ましさを与えた」とも綴っている。
  バルセロナのスポーツ紙では、『SPORT』が「クボの価値あるゴール。左足の完璧なプレーでD・ロペスの牙城を崩した。この守護神の必死のセービングも無駄に終わり、試合の均衡は破れた」、『MUNDO DEPORTIVO』は「D・ロペスを驚かせる直接FKを巧みに実行」と、それぞれ報じた。

 マジョルカの地元紙『Ultima Hora』も「D・ロペスがどうしようもないほどの、日本人選手による素晴らしい左足のショット」とこれを評し、最後に『Ok Baleares』は「クボとアブドンのゴールにより、マジョルカはライバルを寄せ付けることなく、また危険にさらすこともなしに、国王杯準々決勝の舞台に10年ぶりに戻ることとなった」と伝えるとともに、全選手の寸評を公開した記事の中で、久保については「彼のFKが準々決勝への道を切り拓いた。本物の芸術作品だ」と賛辞を贈っている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】「GKは何もできなかった」鋭く曲がって落ちる弾道にスペイン各紙も驚愕!久保が決めた圧巻のFK弾(1分28秒~)

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