仏メディアにも称賛される古橋亨梧の存在感。同僚ジョタも「私が見てきた中で最高の選手の1人」と賛辞
欧州のフットボールシーンは、冬を前に各国のリーグやカップ戦の戦いがますます熱を帯びてきている。
その熱狂の中で輝きを放つ日本人プレーヤーのニュースには、やはり気になるところ。特に、クラブの中心的存在として高い評価を得ているセルティックの古橋亨梧へは、これまでと同じように欧州メディアから関心が寄せられている。
フランスのサッカーメディア『Foot Mercato』では、セルティック躍進の原動力となっている選手の特集記事として『ヨーロッパに旋風を巻き起こしているセルティックの新しいストライカーペア』というタイトルの記事を配信。今年の夏より新たにクラブの一員となった古橋、そしてポルトガル人プレーヤーのジョアン・フェリペ(ジョタ)、両アタッカーについてここまでの活躍を取り上げている。
スコットランドリーグ13試合を終えリーグトップの30得点のチーム得点のうち、計11ゴールを記録しているセルティックの得点源でもある両者に対し、同メディアは「最高の攻撃力を体現している二人」と讃えた。
記事では、古橋が抱くジョタへの想いとして「私のために多くの状況を作ってくれている。私たちは非常に良い関係を築いており、彼がいつ私を助けてくれるか分かっています」と、強い信頼で繋がっている間柄であると紹介されている。
また、ジョタはプレーヤーとしての古橋についての感想を述べており「キョウゴの動きはすごい。私が見てきた中で最高のプレーヤーの1人」と評している他、英語が話せないという古橋に対し「自分が日本語を学ぶので心配いらない」と、二人の関係を表す興味深いエピソードも綴られている。さらに「我々の動きははさらに良くなっていく一方だ」と、前線での実際のプレーにも自信を深めているとコメントしている。
セルティックはELでは敗退したものの、リーグ戦で2位につけ首位レンジャースを射程距離に捉えており、リーグ杯でも決勝進出を決めている。
9月下旬より両プレーヤーが主力として本格的にコンビを組むようになって以降、リーグ戦では無敗を続いているセルティック。名門を牽引する古橋、ジョタという、ここまで何度もインパクトを残してきた両者の今後に、さらなる期待が高まる。
構成●THE DIGEST編集部
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