
サニブラウン・ハキーム(Photo:Christian Petersen/GettyImages)
8月19日に開幕する世界陸上(ブダペスト)だが、メダル獲得の可能性がある日本選手も多い。
男子4×100mリレーもそんな種目の1つとなっているが、今回選ばれたメンバーはこれまでの国際大会から一新している。
坂井隆一郎(大阪ガス)やサニブラウン(東レ)、・柳田大輝(東洋大)、鵜沢飛羽(筑波大)、上山紘輝(住友電工)、小池祐貴(住友電工)、水久保漱至(第一酒造)の7人が選出されている。
1走は日本選手権100m優勝の坂井隆一郎
日本のスタートは坂井で決まりだろう。
7月23日に行われたダイヤモンドリーグロンドン大会でも1走を務め、優勝に貢献している。
37秒80は今季の世界最高タイ記録であり、坂井のスタートダッシュが大きなポイントとなっているのは間違いないだろう。
調子も上がってきており、世界陸上でも最高の走りを見せてくれるはずだ。
2走は好調な栁田大輝
坂井と同じく100mで9秒台を狙える実力を持つ柳田が2走となるだろう。
8月6日の富士北麓ワールドトライアルの100メートルでは、10秒20という結果だったが、雨やフライングによる仕切り直しがあるなどベストな状況ではなかった。
自己ベストの10秒02を超えられる実力とコンディションを保っているため、この4×100mリレーでも期待できる。
バトンの受け渡しもスムーズなため、2走時点でメダル争いの位置につけている可能性は高いはずだ。
3走は自己ベスト9秒98の小池祐貴
7月23日に行われたダイヤモンドリーグロンドン大会でも3走を担った小池祐貴にも期待だ。
このレースでは3走の小池が順位を上げる好走をしており、世界陸上でもアンカーに最高の状態で繋いでくれるはずだ。
アンカーはアジア選手権200m銅メダリストの上山紘輝かサニブラウン、水久保
日本の順位を決める最終ランナーは、上山が有力だ。
ダイヤモンドリーグでもアンカーを務めており、世界陸上でもアンカーを務めるかもしれない。
しかし、ダイヤモンドリーグ第10戦の直前で招集されたメンバーであり、サニブラウンや水久保漱至らが代わりに出場する可能性もある。
予選は8月25日26時30分(日本時間)、決勝は8月26日28時40分を予定している。
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