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シェフラーとマキロイがプレーオフ第1戦でパタチェン。テーラー⇔キャメロンの入れ替えに

世界一のシェフラーのパターがアレッ!?ウェイト&インサート無しのスパイダー!?(GettyImages)

<フェデックス・セントジュード選手権 最終日◇13日◇TPCサウスウィンド(米テネシー州)◇7243ヤード・パー70>
 
米国男子ツアーのプレーオフシリーズ第1戦が終了し、松山英樹は最終日「65」で16位タイで終え、フェデックスカップ・ランキングを47位に上げ、50位以内までが出場できる次週のプレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」にコマを進めた。
 
▶▶またもや松山英樹の新キャメロン? 「3Mオープン」で白黒アライメントのプロトが!
 
そして、プレーオフにめっぽう強いローリー・マキロイは、首位と1打差の3位タイで終えたが、珍しくスコッティ・キャメロン『ファントムX5.5 プロトタイプ』に入れ替えて好スコアをマークしていた。マキロイと言えば、基本的にテーラーメイド『スパイダーXハイドロブラスト』がエースだが、気分転換は吉と出たよう。
 
また、現在世界ランク1位のスコッティ・シェフラーも最も重要なギアを入れ替えた。マキロイとは逆に、これまでスコッティ・キャメロン製のブレード型で凄まじい戦績を挙げてきた男が、なんとテーラーメイドのマレット型へ移行。『スパイダーツアーX SSプロト』と書かれたプロトタイプで、通算6アンダー・31位フィニッシュだった。
 
気になるシェフラーのプロトタイプは、色々と個性的だ。まず、画像のようにスパイダーの代名詞と呼べるバック部の2つのウェイトがくり抜かれていること。そして、スパイダーには歴代モデルで順回転が入りやすいAGSIインサートが入るのが自然だが、シェフラーのプロトタイプはノンインサートだった。
 
また、過去に▶▶DJやラームが使用し大活躍した『スパイダーツアー』と言えば、2017年当時はサイトラインが無かったが、今回のプロトタイプはマキロイのエース『スパイダーX』に似たデザインだ。そして、ショートスラントネックではなく、クランクネックが付いているのもシェフラーの好みを反映させたのか。
 
テーラーメイド ➡ キャメロンにしたマキロイと、キャメロン ➡ テーラーメイドにしたシェフラー。プレーオフ第1戦だけを見ればマキロイに軍配があがった形だが、仕上げの残り2戦でシェフラーの『スパイダーツアーX SSプロト』がどんな結果を引き出すのか、注目が集まる。

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