「ラグビーW杯」日本代表、イングランドに敗北もサモア戦とアルゼンチン戦へ見えた光
松田力也(写真:AP/アフロ)
9月18日(日本時間)、ラグビーW杯プールD第2戦「イングランド代表対日本代表」の一戦が行われ、34-12でイングランド代表が勝利した。
イングランド代表はこれで大会2連勝となり、決勝トーナメント進出に大きく前進した。
敗戦となった日本代表は、1勝1敗となり苦しい立場となったが、イングランド相手に後半途中まで1点差まで迫るなど強豪相手にも戦えることを示した。
イングランド戦は希望の持てる敗戦、決勝トーナメント進出へ見えた光
初戦のチリ戦では6度のコンバージョンを決めた松田力也が、このイングランド戦でも活躍。
新たなルーティーンで復調し、イングランド戦でも4本のペナルティーゴールを成功させた。
今大会のキック成功率は「10本中10本」の100%となっている。
3戦目のサモア戦、4戦目のアルゼンチン戦も期待大だ。
さらにスクラムもイングランド相手に何度も耐えた。
日本はスクラム、モール、ディフェンスを繰り返し、キックチェイスを繰り返すことでイングランドに対抗できることを示した。
課題はハンドリングとラインアウト、そして後半に足が止まってしまった点か。
十分にサモアとも対等に戦える戦力があることから、次戦までに課題点の修正とコンディションの回復に集中すべきだろう。
2日ほどオフが与えられるようだが、上手くリフレッシュし疲労を回復してもらいたいものだ。
サモア戦に勝利すれば決勝トーナメント進出が見えてくる。
運命の一戦となる「日本代表対サモア代表」の一戦は、9月29日4:00(日本時間)開始予定だ。
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