「ラグビーW杯」日本代表運命の大一番!サモア戦に勝利すれば決勝トーナメント進出が近づく
稲垣啓太(写真:AP/アフロ)
9月26日、日本代表がラグビーW杯プールD第3戦となるサモア戦の登録メンバーを発表した。
FW8人の変更はなく、先発変更はバックスの長田智希に代わりディラン・ライリー、負傷離脱となったセミシ・マシレワに代わりレメキ・ロマノラヴァが入る。
1勝1敗で迎える試合なだけに、決勝トーナメント進出に向けた運命の一戦となる。
前回の対戦は22-24で敗戦も今回の試合では期待大
日本代表は、7月22日にW杯に向けた強化試合でサモアと対戦しているが、この時は22-24で競り負けている。
しかし、この試合では前半30分にリーチ・マイケルが危険なタックルでレッドカードを受け退場処分を受けたことによる影響が大きかったため、実力では互角以上であると判断できる。
9月18日から10日以上空いたことで比較的フレッシュな状態で戦えるという点もポジティブなポイントだといえるだろう。
サモアは9月23日にアルゼンチンと戦ったばかりであるため、コンディション的には日本の方が圧倒的に有利だと考えられる。
この重要な一戦のポイントとしては、以下のようなことが挙げられる。
・スクラムでサモアに互角の戦いができるか
・ラインアウトのマイボール確保ができるか
・キックの精度
・松田力也の復調
・トライチャンス時のサポート
サモアは世界ランキング12位と日本の13位より1つ順位が上となる。
しかし、実力差はほぼなく、いかに細かい部分を突き詰めて戦えるかが勝利へのポイントとなるだろう。
プールDは、イングランドが3勝0敗の勝ち点14と抜け出しており、2位のサモア、3位の日本が1勝1敗で勝ち点5、4位のアルゼンチンが1勝1敗の勝ち点4となっている。
この一戦で勝利すれば決勝トーナメント進出も見えてくるだけに、なんとしてでも日本代表には勝利してもらいたいものだ。
試合開始は9月29日4:00(日本時間)を予定している。
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