キャンプ用食器おすすめ29選!選び方や収納方法も徹底解説【2023年最新】

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【素材別】キャンプ用食器の特徴

キャンプで使えるお皿は、木製・ステンレス製・ホーロー製・メラミン製・プラスチック製のものがあり種類が豊富。種類が多いゆえに「どれを選べば良いか分からない」と悩んだ方も多いのではないでしょうか?ここではそんな悩みを解決すべく、素材別の特徴を紹介していきます!

カフェのような雰囲気を味わえる木製

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木の温かみが感じられる食器は、大自然の中楽しむアウトドアにぴったり。パンや果物をささっと乗せるだけで、カフェのようなおしゃれな雰囲気を演出できます。カッティングボードならお料理を切り分けて、そのまま食器としてテーブルに出せるのでとても便利。

  • メリット

木製の食器は見た目のおしゃれさに加えて、軽くて丈夫な点がメリットです。天然素材ならではの風合いを持ち、使うほどに味わいが増してきます。口当たりもやさしいので小さな子どもでも安心して使えます。

  • デメリット

木製の食器は、電子レンジや食洗器が使えません。アウトドアシーンなら問題ないかもしれませんが、木製の食器をお家でも使いたい、という場合には注意しましょう。濡れたままにしておくとカビが発生しやすい点もデメリット。また、シミが付きやすいので油が多い料理は乗せないようにしましょう。

耐久性重視ならステンレス製

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タンブラーにもよく利用されるステンレス素材は、強度が高いため、アウトドアのハードな環境でも気にせずガンガン使えます。また、シンプルでスタイリッシュなデザインは乗せる料理を選びません。かわいらしさよりクールな雰囲気を求める方におすすめです。

  • メリット

ステンレスのいちばんのメリットは丈夫でサビくくいこと。油汚れが落ちやすい、においが移りにくいなど、性能面もかなり優秀。軽くて薄いので持ち運びも簡単です。

  • デメリット

熱伝導率が高いステンレスは熱いものを入れるとお皿も熱くなりやすいため、持つ時に注意が必要です。また、電子レンジも使用できません。無骨な雰囲気はステンレスの魅力でもありますが、華やかさにかけます。食卓がさみしく感じる場合もありますのでテーブルコーディネートの工夫をしましょう。

デザインにこだわりたいならホーロー製

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ホーロー(琺瑯)とは、鉄やアルミなどの金属にガラス質の釉薬を塗って焼き付けたもの。鉄の強度とガラスの美しさを合わせ持っています。デザイン性が高く写真映えもばっちりなのでキャンプサイトをおしゃれに彩ってくれます。

  • メリット

ホーローの食器は艶やかでカラフルなものが多く、高級感も感じられます。保温・冷却機能が高いため、料理をおいしい温度に保ってくれます。熱伝導率が高く、直火やオーブンが使えるのも特徴。においも移りにくいため、さまざまシーンで活躍します。

  • デメリット

ホーローはガラスの性質を持つため、強い衝撃を与えると割れる可能性があります。温度変化にも弱いため、熱い状態に水をかけたりすると割れやヒビの原因に。また、電子レンジが使えない点もデメリットです。

実用性が一番高いメラミン製 

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メラミン製食器の原料は、メラミン樹脂というプラスチックの一種です。メラミンは加熱消毒ができて速乾性もあるため、その衛生管理のしやすさから、給食や赤ちゃん用の食器にもよく使われます。見た目はプラスチックとよく似ていますが、プラスチックより熱に強く、汚れが落としやすい特徴があります。また、絵柄が付けやすいため、デザインやカラーが豊富です。

  • メリット

メラミン製の食器は硬くて丈夫な上に軽いため、非常に扱いやすいです。耐熱温度も120℃と高く、プラスチックのように熱で変形することもありません。できたての料理を入れても食器が熱くなりにくいので、持ち運びも簡単。高性能なのにリーズナブルな点も魅力です。

  • デメリット

熱に強いメラミンですが、食器自体が熱されると破裂する危険があるため、電子レンジの使用はできません。また、塩素系の漂白剤とは相性が悪いため、汚れが気になる時は酸素系の漂白剤を使いましょう。

手軽で大人数にも最適なプラスチック製

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「とにかく手軽に使いたい」「リーズナブルに食器を揃えたい」という方におすすめなのがプラスチック製の食器。軽量で割れにくいため小さな子どもがいるファミリーキャンプにもぴったりです。人数分のお皿やカップがセットになっている商品も多いので、まとめて食器を揃えたい方はぜひチェックしてみましょう。

  • メリット

プラスチックは割れたりサビたりすることがないため、使い勝手が良くお手入れも簡単です。ほとんどの商品が電子レンジの使用もOK。また、安価なので買い替えしやすいのも嬉しいポイント。

  • デメリット

最近はおしゃれなデザインのものもたくさんありますが、プラスチックはどうしてもチープな印象になりがちです。熱に弱い点もデメリット。バーベキューや焚火など、火のそばで使うと変形してしまう可能性があるので注意しましょう。また、油汚れが落ちにくく、しっかり洗わないとベタベタが残ってしまうこともあります。

【番外編】スキレットやメスティンも大活躍!

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スキレットやメスティンは、調理してそのまま食器としてテーブルに出すこともできる万能な調理器具です。上手に使いこなせば荷物も減らせるのでまさに一石二鳥!金属ならではの保温性の高さを生かし、あつあつの料理を楽しみましょう。

スキレットやメスティンについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

スキレットのおすすめ26選!選ぶポイントやお手入れ方法も解説!

メスティンおすすめ10選!人気アウトドアメーカーのアイテム・選び方・関連商品を紹介

シェラカップの使い方を解説!おすすめランキングも紹介します


【キャンプ用食器の選び方】素材以外に注目すべきポイントは?

作りたい料理に合わせて形状を選ぼう

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料理をみんなでシェアして食べるなら、大きめのプレートが便利です。メイン級のおかずからサラダやフルーツまで、マルチに使えてとても便利。小さめのプレートは取り皿としても使えるので多めに用意しておきましょう。

深さのあるボウルタイプは、ごはんやスープ、麺類をよそうのに役立ちます。熱い料理を入れるなら、熱くなりにくいプラスチックやメラミン素材がおすすめです。

キャンプ飯が盛り上がるおしゃれなデザインを選択

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機能性はもちろんですが、おしゃれにキャンプ飯を楽しむなら、デザインも重要です。お気に入りの食器なら料理も楽しくなりますよね。デザイン性の高い食器は、キッチンカウンターに置いておくだけでもサイトのおしゃれ感がアップします。

シンプルな食器は料理のおいしさを惹きたて、カラフルなデザインのものなら食卓を楽しく、華やかにしてくれます。他のキャンプギアとテイストを揃えれば、統一感が出てすっきりした印象に。カラーや素材にもこだわって、素敵なテーブルコーディネートを楽しみましょう。

簡単に持ち運べるかもチェック

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なにかと荷物が増えがちなキャンプ。食器もできるだけコンパクトに持ち運びたいですよね。ハイキングや登山など、長時間荷物を持ち運ぶ場合は、できるだけ軽量なものをセレクトしましょう。スタッキングできるアイテムなら、荷物のかさも減らせます。

専用の収納バックやポーチが付いているかどうかも、チェックしたいポイント。カトラリーやカップなどもセットで揃えると収納しやすく、単品で揃えるよりコストが抑えられるケースもあります。

利用シーンに応じた機能性も確認

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どんなシーンで使うのかをしっかりイメージして、あったら便利な機能を確認しましょう。直火で使えるものならクッカーの役割も果たせるので、荷物や洗い物が減らせます。キャンプだけでなく、自宅でも使うなら、電子レンジや食洗器に対応しているかどうかもしっかり確認しましょう。オーブンやIHで使えるものならさらに幅広く活躍してくれます。


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