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弾薬の代わりにビニール袋?FBIも御用達「5.11 Tactical」のギアがキャンパー大注目のワケ

弾薬の代わりにビニール袋?キャンパー心をくすぐる使い方とは

店内にはモデルガンがオブジェとして並び、ミリタリーな雰囲気満載

ーー世界の要人も愛用しているんですね!来店するお客さんも軍や警察関係の人が多いんですか?

仲村:そうですね、お店の目の前に横田基地があるので、米軍や自衛隊の人はよく来ますね。警察関係のお客さんも全国からいらっしゃいます。でも、実はキャンパーのお客さんも多いんですよ。

ーーそうなんですね!いったいなぜ?

山本:軍などが使うタクティカルギアを応用して、キャンパーなりのオリジナルな活用法を楽しむ人が増えているんです。

「Range Ready Bag 43L」(税込29,150円)

ーーそれはおもしろいですね!どんな使い方がされているのか気になります。

山本:例えば、この「ガンケース」はキャンパー必須のアイテムを収納するのに人気です。もともとは、射撃場のインストラクターやプロのシューター向けに、拳銃やマガジンを効率よく収納・持ち運ぶために開発されました。

山本:側面のファスナーを開くと、このようにマガジンを差し込むポケットがあります。キャンパーには、このポケットがコンパクトLEDランタンを収納するのにぴったりだと人気なんですよ。

ーー確かにぴったりなサイズ!キャンパーだからこそ思いつく使い方ですね。

山本:このバッグパックもキャンパーに人気のシリーズです。アウトドアだけでなく、普段使いもできるギアを探している人が多く、そういったお客さんにおすすめしています。ノートパソコンを入れられるポケットもあるので、ビジネスシーンでも使えますよ。

「RUSH24 2.0 WOODLAND CAMO BACKPACK 37L」(税込38,060円)

ーー全面に施されているウェビングテープも特徴的ですね。

山本:これは「MOLLE(モール)システム」といい、ここにポーチなどさまざまな装備をベルトを使って装着できるんです。本来は、軍などでミッションに応じて装備を拡張するために生まれたものなのですが、自分なりのカスタマイズができる点もキャンパーが注目する理由の一つですね。

ーーどのような装備があるのでしょうか?

仲村:これは、ウォーターボトルなどを収納するポーチです。実はこのサイズ、「カップヌードル」などのカップ麺が2個シンデレラフィットする大きさなんです。キャンプ飯としてカップ麺を持って行く人も多いと思いますが、これを使えば周りと差をつけられると人気のアイテムなんです。

「FLEX VERTICAL GP POUCH」(税込7,350円)

ーーミリタリーなポーチにカップ麺が入っているギャップは目を引きますね!

仲村:これもおもしろいですよ。このポーチは、本来「ショットガンの弾薬」を入れるものなんです。上部には指を入れられる隙間があり、ここから弾薬をつまんで取り、ショットガンに装填するんです。

「FLEX SHOTGUN AMMO POUCH」(税込8,580円)

ーーショットガンの弾薬専用のポーチがあるんですね!これもキャンパーなりの使い方が?

仲村:そうなんです。弾薬の代わりに中にビニール袋を入れておくと、こんなふうに隙間から一枚ずつ取り出せるんです。キャンプでは何かとビニール袋を使う機会が多いので、取り出しやすくまとめておけるのは便利なんです。


オーバースペックだからこそ体現できる「Always be ready」の精神

ーーまさか、弾薬の代わりにビニール袋をしまうとは…キャンパーの発想はすごいですね。でも、本来の使い方をされないことに不満はないですか?

仲村:全くありません!むしろ、どんどん新しい使い方を試してほしいですね。キャンパーのギアへの探究心に大きな刺激をもらっているんですよ。

それに、ギアの品質には自信があるので、その性能を実際に体感してもらいたいです。私たちのお店で扱っているギアのほとんどは、戦地や被災地など「極限の場所」を想定してつくられたものです。キャンプもアウトドアでの活動ですから、いつ何が起こるかわかりません。そんなときに私たちのギアを持っていれば、きっとフォローしてくれることもあるはずです。

ーーたしかに、軍や警察からの信頼も高いので、その性能はどんなところでも発揮されますね。

山本:5.11Tacticalには「Always be ready」という合言葉があります。「常に準備ができている」という意味です。たとえ、キャンプで使うにはオーバースペックだったとしても、どんな状況にも対応できる準備ができているのであれば後悔することはないはずです。


ガレージブランドも注目!「キャンプ×タクティカル」なスタイル

ーーキャンパーの注目も高まっているということで、キャンプギアの開発や取り扱いもしているのでしょうか?

仲村:はい、キャンプには積極的に関わっていこうと考えています。個人的にもキャンプは好きで、近くの川沿いのキャンプ場にふらっと行ってよくソロキャンをしています。

また、アウトドアブランドの「ナチュラルマウンテンモンキーズ(ナチュモン)」さんと仲良くさせてもらっているんです。コラボ商品を開発したり、イベントを開催したりと、キャンプ好きな人にもより楽しんでもらえるような企画を日々考えています。

ーーナチュモンさんとも親交が深いんですね。どのようなコラボ商品があるのでしょうか?

山本:ナチュモンさんの人気商品「TUBU Mustard」とコラボした、マスタード「TUBUTICAL」(税込1,620円)です。「TUBU」と「TACTICAL」を合わせた遊び心あふれるネーミングと、北海道十勝の希少な国産マスタードシードを使用した本格的な味わいが魅力です。ソーセージにつけて食べれば格別ですよ!

また、ナチュモンさんをはじめとしたガレージブランドさんと一緒にイベントも計画しているんです。

ーーユニークなコラボアイテムですね!イベントはどのようなものに?

仲村「C.O.P 23」というイベントで、ガレージブランドの数々がこの店に一堂に会し、「キャンプ×タクティカル」をコンセプトに限定ギアの購入やキャンパーどうしの交流ができる内容になっています。

多くのガレージブランドがタクティカルという分野に関心をもっており、キャンプスタイルに新しい風を吹き込むきっかけになるのではと思っています。きっと、これまでのキャンプへの見方が変わるイベントになるので、ぜひ参加してほしいですね!


ここでしか手に入らないギアも!スペシャルなイベントをチェック

出典:C.O.P 23

キャンプとタクティカルが融合する新感覚なイベントは2023年9月23日(土)に開催!

38exploreなど7つのガレージブランドが参加し、ここでしか購入できないギアも販売されます。5.11 Tacticalを日本で運営するブラック・ユニバース・エンティティーが展開するキャンプギアブランド「ZINMAQUE」も参加!時間帯ごとに参加人数が限定されているので、早めのチェックがおすすめです。この機会に5.11Tactical Store Tokyoにもぜひ訪れてみてください。

【イベント詳細】
開催日程:2023年9月23日(土)
開催時間:1部 10:00〜11:30 (100人限定)/2部 13:00〜14:30 (100人限定)/3部 15:00〜16:30 (100人限定)/4部 17:00〜18:30 (100人限定)
参加ブランド:38explore, LOCKFIELD EQUIPMENT, NATURAL MOUNTAIN MONKEYS, GATORZ JAPAN, APIO, CUSTOMBORDERLESS, WANTKEY CAMP
会場:5.11Tactical Store Tokyo 2階
住所:東京都福生市熊川1072
電話番号:042-513-7015
詳しくはこちら:C.O.P 23

【店舗情報】
住所:東京都福生市熊川1072
電話番号:042-513-7015
営業時間:11:00〜20:00
定休日:火曜

詳細はこちら:5.11 Tactical Store Tokyo
Instagramはこちら: @511tactical_tokyo

撮影/青柳光昭

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