キャンプで使えるターボライター15選!ガスの補充や処分方法も解説

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高い燃焼効率と耐風性が魅力!ターボライターとは?

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ターボライターとは、可燃性液化ガスのブタンを主成分として燃焼するガスライターの1種です。ガスライターに使用されるブタンはタンク内では液状ですが、空気中に放出される際に気化し、空気と混ざり合って燃焼します。においが気になりにくく、オイルライターのような燃料臭がありません。

ターボライターは別名内燃式と呼ばれ、あらかじめ効率的に燃焼する混合ガスを生成し、燃焼筒の内部で完全燃焼させる仕組みのライターです。この仕組みが、ターボライターの高い燃焼性能を可能にしています。外気を利用してライター外部で着火する通常のガスライターよりも高火力の炎を得られ、炎の温度は1,000℃~1,300℃に達するものも。特殊な構造で燃料を効率よくパワフルに燃焼し、風の影響を受けにくいためアウトドアでの使用に適しています

また、効率的に燃焼するため燃料が減りにくいのも特徴です。一度燃料を充填すれば、通常のガスライターに比べ長期間使用でき、頻繁なガスの補給が不要に。キャンプのたびにガスの補充をしなくて済むのはうれしいポイントです。

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ガスライターには、ターボライターのほかにも種類があります。フリント式は、フリントと呼ばれる発火石で発火させた火花を利用して燃焼させるタイプで、シンプルな構造のため壊れにくいのが特徴。電子式は圧電素子を用いて火花を起こしガスを燃焼させます。初めてでも扱いやすく、誰でも簡単に着火できるのがメリットです。


ターボライターの選び方

用途に合ったターボライターを選ぶ際のポイントを解説します。商品の特徴によって、適した用途やシーンが変わってくるので、それぞれの特徴を把握して自分にあったものを選んでください。

頻繁に使うなら繰り返し使える燃料注入式をチョイス

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定期的にターボライターを使用する機会がある人には燃料注入式がおすすめです。ガスを補充すれば繰り返し利用でき、毎回ターボライターを用意する必要がありません。使い捨てタイプよりもやや価格は高くなりますが、ガスさえあれば長期的に使用できるため、長い目で見ればコスパは良好。本体を使用の都度捨てなくて済むため、環境負担が少ないのもメリットです。

日帰りキャンプメインで数回しか使用しない場合や、緊急時の持ち出し用・サブのターボライターには、使い捨てタイプを検討するとよいでしょう。

着火のしやすさもチェックしよう

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アウトドアの際、使用頻度が高いターボライター。ストレスなく着火できれば、焚き火や調理の場をより楽しめます。

ターボライターは、一般的にプッシュタイプが主流です。プッシュボタンの硬さは製品によって異なり、なかには力が必要なものも。着火ボタンがボディの側面についているものは握るだけで着火できるので、ボタンの形状もチェックするようにしましょう。また、力が弱い人はスライド式を選ぶのもおすすめです。

最近では子どもが誤って着火しないように、強い力が必要なCR機能や、ロック付きのものもあります。小さい子どもがいる家庭では、安全に配慮されているかどうかも確認しましょう。

防水・防風機能付きならアウトドアでも使いやすい

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アウトドアの使用がメインの場合は、ボディの防水性・耐久性・耐風性などもチェックしましょう。耐久性の低いターボライターは、落とした際の衝撃で壊れてしまうことがあります。ボディがアルミニウムやステンレスなどの金属でつくられているものは、耐久性に優れている傾向にあります。

ハードな環境で使用することが多い人は、ボディの素材にも注目しましょう。風よけがついているものや、防水機能を備えたものならさらに幅広い環境で快適に使用できます。

使い勝手にかかわる細かい仕様にも注目

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使い勝手を左右する細かい仕様もチェックしましょう。火力調節機能・ロングノズル・ガス残量がみえるかなどは、使用目的によって選び方の大きなポイントになります。

ターボライター1本で幅広い用途に活用したい人は、火力調節できるモデルを選びましょう。花火や線香などに着火する際に大きな火力は必要ではなく、むしろ高火力が危険になるシチュエーションもあります。ですが、炭おこしや焚き火の着火には比較的大きな火力が必要です。火力調節ができれば、1本のターボライターをあらゆる場面で使用できます。

アウトドアでの使用がメインの場合、ロングノズルのターボライターが便利です。焚き火台の中の着火剤に火をつける場面など、手が届きにくい部分に着火する際にロングノズルの長さを生かして楽に着火できます。火元と指先の距離が買慣れるため、やけど防止にも効果的です。

頻繁にターボライターを使う人は、ガスの残量が確認できるものを選ぶと、ガス切れを未然に防げます。内部の液化ガス量が一目でわかるスケルトンボディのものや、ガス残量の確認窓がついているものなどデザインはさまざま。好みのデザインを選び、使いたいときにガスがない事態を避けるようにしましょう。


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