THINK SPORTS『チャンスに強いの正体』

 

スポーツの世界では、チャンスに強いと言われる人がいる。野球などで、ここぞの場面でヒットやホームランを打てて、結果が出せる人。サッカーなら、大事な試合でゴールを決められるストライカーなど。

 

反対にチャンスに弱いと自覚がある人にとっては、とてもうらやましく見えるこのタイプだが、じつは「チャンスに強い」と言われていても、すべてのチャンスをものにしているわけではない。

 

こういう人たちは、自分にとってベストなプレーであるプランAと、ベターなプレーであるプランB、そしてやってはいけないプレーのプランCのイメージを持っているという。

 

ベターなプレーであるプランBが大事で、ベストではない次のレベルのプレーを指す。野球であればヒットを打てなくても、ランナーを必ず進めるバッティングをするなど。サッカーであれば、自分のところでボールを奪われずに、必ずシュートでプレーを終わるなど。

 

そうしたプランBの繰り返しのなかで、次に来たチャンスをものにして、プランAのプレーをしているのだ。

 

ゴルフのコースマネジメントでも必ず出てくるのが、こうしたプランA、B、Cの考え方だ。チャンスに弱くてうまくいかない人は、この3つのプランイメージを意識してプレーしてみるのはどうだろうか。

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