最高の一瞬『デジタルカメラ初期_サッカー』
昨シーズンで現役を引退した小野伸二の昔の写真です。
23年前の2001年J1 1stステージ第14節、浦和レッズ対ジェフユナイテッド市原の時のものです。小野は1stステージ終了後にオランダリーグのフェイエノールト移籍が決まっていて、この日は移籍前のホーム駒場スタジアムでのラストゲームでした。
この試合は後半小野のフリーキックも決まり、3-1で浦和が勝利。試合後にはセレモニーが行われました。バックスタンドの2階席から「世界で輝け伸二」と書かれた大きな垂れ幕が披露され、お別れの挨拶がありました。
小野の、やわらかいボールタッチや華麗なパスやシュートは今でも忘れられません。
この試合で撮影しているカメラマンは、ほとんどがフィルムカメラだったんですが、私は当時発売間もないデジタル一眼レフのキヤノンEOSD30で撮影しています。325万画素で35.8万円のカメラでした。それまでは200万画素で198万円ほどしていたので、キヤノンから普及価格で発売された初めてのカメラでした。
▼高橋 学(たかはし・まなぶ)
1975年、福島県福島市生まれ。東京ビジュアルアーツ写真学科でスポーツフォトを専攻。1996年より(有)ジャパンスポーツで実績を重ねてフリーランスに。現在はサッカー、フットサル、陸上、フィギュアスケートなど様々なスポーツを取材している。
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