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「私たち、だからゴルフが好きなんです!」ゴルフデビュー組に伝えたいゴルフの魅力

コロナ禍における空前のゴルフブームで、練習場やゴルフ場には、若者の姿がたくさん見られるようになりました。しかし、行動制限が徐々に緩和され、娯楽やレジャーへの興味対象が分散されること、また、転職、転居、結婚、出産などの環境の変化によって、ゴルフから遠ざかっていく人も多いことでしょう。

でも、せっかく始めたゴルフをやめてしまうなんてもったいない! ゴルフを始めたばかりの人、また、これからゴルフを始めようと考えている人たちに、まだまだ知らないゴルフの魅力を、二人のゴルフ女子とRegina編集⾧がとことん語ります。

今回、お話してくれたゴルフ女子はこちらのお二人

〈左〉堂野佳寿美さん(@itsme-kasume)ゴルフ歴2年/ベストスコア86/年間ラウンド数約40回

〈右〉大田わかなさん(@wakana golf)ゴルフ歴/4年/ベストスコア87/年間ラウンド数約50回

◆ゴルフを始めてからあっという間に友達の輪が広がりました!

松村編集⾧(以下、敬称略) お二人がゴルフを始めたきっかけは何ですか?

堂野:じつは、私、コロナ禍デビューなんです。結婚を機に、二人で一緒にできる趣味を持ちたいということで、主人と一緒に始めました。私も主人もすっかりハマってしまって旅行先などでも必ずラウンドを楽しんでいます。

大田:私の母が根っからのゴルフ好きなんです。そこで、親孝行の意味で社会人になってから始めました。今では、わたしの母と主人と一緒にラウンドを楽しむことが多いです。

松村:二人ともご家族と一緒に楽しめるのはいいですね。

大田:最初のうちは母と回ることが多かったのですが、SNSを始めたら、あっという間にゴルフ仲間が増えたので、今では、毎週、いろんな人とラウンドを楽しんでいます。

松村:毎週ゴルフ! すごいハマりようですね。堂野さんは?

堂野:私は月3~4回ペースですね。ゴルフをするようになってから、友達の輪が広がりました。ずっと連絡が途絶えていた昔の友達との再会を果たすことも!

大田:私も保育園の友達と今度ラウンドするんです。20数年ぶりですよ! SNSでゴルフの投稿をしたら、つながったんです。ゴルフをやっているだけで、こんなに仲間が増えるとは思いませんでした。

松村:ましてや幼少時代の友達と再会できるなんて、ゴルフがなければこんな体験はできないですよね。

◆デビュー戦はひたすら7番アイアン。あがるのに30分もかかったホールも!

松村:二人ともかなりの頻度でゴルフをされているようですが、コースデビューまでの道のりを教えてください。

堂野:まずは、スクールに通い、3~4か月程してからまずはショートコースに行きました。

大田:私も一緒です。まずはスクールで5か月練習を重ね、ショートコースで経験してから本コースへ。デビュー戦はひたすら7番アイアンで打ってました(笑)

堂野:私もデビュー戦はハーフで3時間くらいかかったかな? スコアも数えられないほど叩きました。

松村:よく心が折れなかったですね?

大田:私は、プレーそのものよりも、自然の中で体を動かすってこんなに気持ちいいんだ!と感動しました。これがまさに「大人の遠足」だなと。

堂野:私はひたすらボールとの格闘…。人に迷惑をかけまいと必死で、ハーフ(9ホール)終わっただけでヘトヘトに。でも、一緒に回った人がみんな気遣ってくれたので、気持ち的にはラクでした。当たってもいないのに、「ナイスショット!」って言ってくれたり(笑)。プレー中のコミュニケーションが楽しかったですね。

松村:二人とも、大変ながらもいいデビュー戦を経験できたんですね。ゴルフが楽しめるか楽しめないかはデビュー戦次第ですよね。コースデビュー前で不安に思っている人多いと思うんだけど、楽しめる秘訣があったら教えてください。

◆上手に打つことよりも、マナーが大切。初心者向けのサービスもおすすめ

堂野:誰でも最初はヘタなんです。だからプレーのことよりも、最低限のマナーを勉強していくことが大切ですね。YouTubeで、たくさんのゴルフマナー動画が配信されているので、参考になると思います。

大田:やはり経験者の方にエチケットリーダーをお願いするのがいいと思います。最初はどうしても進行が遅くなるので、最終組で予約するのも一つ手かと。

松村:始めるにあたってのまずやるべきこと、気を付けたほうがいいことは?

堂野:少々高くなってもキャディさんを付けると安心ですよね。

大田:あとは、ゴルフ場の情報を調べて比較的なカジュアルなゴルフ場を選ぶこと、また、初心者に向けたラウンド企画を利用すると安心ですね。

松村:ゴルフを始める人が多くなったことで、いろんなゴルフ場が初心者に向けたサービスを行っています。ゴルフ界全体が、初心者の受け入れ態勢を強化しているので、とてもやりやすくなったと思います。

◆ゴルフは女性を輝かせてくれるスポーツ

松村:ゴルフをやっててよかったこと、変わったなと思うことは?

大田:繰り返しになりますが、友達がとにかく増えます! 異業種の方だったり、年の離れた方だったり、ゴルフをしていなければ出会わない方と接する機会がたくさんあります。ゴルフの話題さえあれば、年齢、性別関係なく盛り上がるんですよね! 私の友達はゴルフのおかげで彼氏ができたんですよ!

堂野:婚活している人にもおすすめです。ゴルフをしている方って、変な人が少ないから安心なんです。気になる人を食事に誘うのは勇気がいるけど、ゴルフなら誘いやすいし、それがきっかけで距離も縮められる。

松村:ゴルフをしていると美しくなれるとも言いますよね。

大田:背筋がつきました(笑)。ゴルフのおかげで、思いもよらず背中が引き締まったので、結婚式でドレスを着たときは自分でも「イケてる!」と思っちゃいました(笑)

堂野:スイング動画を撮るようなってから、自分の体形を客観視するようになりました。「猫背だな~」とか、「お腹をもう少し引っ込めたいな」とか。美意識も高くなりますよね。

松村:そう考えると、ゴルフって女性を輝かせてくれる要素がたくさんありますよね?

堂野:はい、だから周りの友達にもゴルフを積極的にすすめています。

大田:若い女性ゴルファーが増えれば、可愛いウェアも女性向けのサービスも、もっと増えると思うんですよ。アンダー35(35歳以下対象)の会員権もあるそうで、これがまたお得! ゴルフ人口が増えれば若者に向けたサービスも増えると思うので、大歓迎です(笑)

今回、お話を伺ったお二人は、月に3回以上はラウンドをこなすというハマりっぷり。ゴルフのいいところは? との問いかけに二人とも、「すべてです。いいことしかない!」と一言では言い尽くせないほど、ゴルフには計り知れない不思議な魅力があります。

プレーそのものの奥深さ、ゴルフならではのファッション、人との出会いやコミュニケーション、ゴルファーとしての立ち居振る舞いなど、ゴルフをしていなければ得られないことがたくさんあります。

始めるきっかけは何でもいいんです。最近始めた人も、これから始めようと思っている人も、ゴルフと深く向き合って、素敵な人生を送ってみませんか。

撮影/渡邉明日香

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