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【オーシャンカップ試合後会見/3位決定戦】2点差から土壇場で追い好き、延長で逆転勝ちの町田。甲斐修侍監督は「メンタル的にタフさが見えた」

6月5日、Fリーグオーシャンカップ2022の3位決定戦が駒沢オリンピック公園屋内球技場で行われた。ペスカドーラ町田はしながわシティに開始2分のうちに2点を決められてしまうが第2ピリオド、と延長戦で3点を返して逆転勝利。今度は追いかけてくるしながわの猛攻に耐え、3-2で勝利。大会3位が決定した。

試合後、町田の甲斐修侍監督とキャプテンマークを巻いた伊藤圭汰が記者会見に出席し、試合を振り返った。

しながわ 2(前半2-0、後半0-2、EX0-1)3 町田
1′OG
2′チアゴ
26′荒川勇気
38’日根野谷建
41’伊藤圭汰

難しいゲームになると思っていた

甲斐修侍監督

──今日の試合を振り返って。

昨日、敗戦した後のゲームが守備も攻撃も非常に強力なしながわが相手なので、難しいゲームになると思っていました。疲労もありますし、メンタルも難しいなかでしたが、試合前に今日のゲームの意味を選手に話して、全員が高い意識で臨んでくれました。ただしそのわりに試合の入りで簡単な失点がありました。チアゴ選手の個にやられて、さらに試合を難しくしてしまいました。

それで選手も相当焦った部分はあると思いますが、スコア以上に気持ちを切らさないで最後までやってくれました。メンタル的にタフさが見えたので収穫が見えた試合でした。

──2失点した後からは町田がペースをにぎっていきました。

2失点に対してネガティブになるのではなく、引きずる必要はなく、(前日のように)失点を継続しないことを伝えていました。そのことへの認識も高く、もちろん危ないシーンもありましたけど、そこで2点以上を奪い返せたことはよかったと思います。

──今シーズンから元町田で、日本代表でもプレーされた前田嘉史さんがアドバイザーに入っていて、ベンチでも選手に声をかけています。どういった役割でしょうか?

彼は、毎日練習に来られるわけではないので、見てもらえるときに来てもらっています。長いフットサル生活で培った経験値があります。素晴らしい選手でしたから、彼自身が持っているものをアドバイスすることで、選手たちはいい影響を受けています。チームにとって非常に重要な存在だと思います。

──ピッチを見ると、町田はもちろんのこと、しながわにも町田アスピランチ出身選手がたくさんいました。長い間、クラブを築き上げてきて、育成年代も見てきたところからすると、感慨深さといったものも感じるのでは。

僕自身はU-18を指導していたのでアスピランチ出身選手で見ていた選手はあまりいないですし、試合中はそこまで余裕はないですからね。ただ、同じクラブで戦ってきた選手がいることへの思いはあります。それに一緒にやってきた岡山監督も優秀ですから、この戦いへの楽しみな気持ちがありました。

──金山友紀選手が早い時間から出ていたが、改めて彼の役割は?

金山選手はどの局面であっても迷いなくプレーできます。相手のタレントを見ながら入れるタイミングをうかがっていました。短い時間でも攻守にわたって決定的な仕事ができる選手ですね。昨日は出場機会を作れなかったが、存在感を十分に示してくれました。メンバーを選ぶのが大変な、ありがたい悩みになっていますね。

──Fリーグも新シーズンが開幕します。今大会の観客席は少ないようにも思いますが、町田としてはこのリーグがどう盛り上がってほしいですか?

僕自身、2007年の開幕を経験していますから、どうしたらあのような開幕戦になるか、常に数千人が見ているようなものにできるかは課題として感じています。選手たちが、お客さんにまた見たいと思ってもらえるような、それは気持ちの部分も含めて伝わるような熱いものを出せないといけないと思います。うまいだけ、いい試合だけでは深く応援してもらえませんから、戦う姿勢を前面に出すことでまた見たいと思ってもらえるように、今シーズンは全力で取り組んでいきたいと思います。

逆転弾は「感覚的に打った」

伊藤圭汰

──今日の試合を振り返って。

昨日はすごく悔しい試合でしたし、切り替えることは難しかったのですが、その悔しさをぶつけようと選手同士でも話して臨みました。みんなも同じような気持ちで頑張ったことでいい試合になったと思います。

気持ちを切り替えるのは本当に難しいですが、それが今日の勝ちにつながってよかったです。ただ、試合の入りがよくなかったり、相手の時間になることが多かったりするので、もう少しゲームコントロールをチームで共有していいゲームをしていきたいです。

──ナイスゴールでした。ご自身の決勝点はどうでしたか?

あまり覚えてないですけど、こぼれ球を打った感じです。下へのシュートはGKに当たってしまうので上の方へ打とうと思っていて、感覚的に打った感じですね。

──昨日の敗戦後、選手同士でどんな話をしたのでしょうか。

失点後に崩れてしまったことを教訓にしようという話をしました。それが今日生きて、失点しても崩れることなくベンチから声と気持ちを出すことができました。今後も連続失点がないようにしていきたいです。

──Fリーグも新シーズンが開幕します。今大会の観客席は少ないようにも思いますが、町田としてはこのリーグがどう盛り上がってほしいですか?

ゴールが入らない試合でも面白いと思いますけど、やはり点が入らないと魅力を感じない人もいると思います。監督が話していたように、勝利に向かう姿を見せ続けることでフットサルの面白さを伝えたいと思います。魅力のある試合をたくさんできるように頑張ります。

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