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すべてのサッカー選手のケガを防ぐために。ニチバンがJFAと組む理由【 JFAパートナー企画 #2】

正しいメディカル知識の普及。パートナーとして一致している思い

ーアスレティックトレーナーを対象とした育成プロジェクト「SOCCER MEDICAL CAMP」の開催も、JYDならではの取り組みかと思います。

村石:次世代のアスレティックトレーナー育成を目的に「SOCCER MEDICAL CAMP」を開始しました。サッカー日本代表のアスレティックトレーナー・ドクターをはじめ、日本サッカー界のメディカル領域で活躍するそうそうたる講師陣から受講生へ、サッカーの現場で求められる知識、経験、考え方を伝えるセミナーを実施しています。メディカルの領域から安心、安全にプレーできる環境づくりを支援出来ればと思いスタートしました。2019年にスタートし、2020年は新型コロナウイルスの影響で実施を見送りましたが、2021年はオンラインを中心に実施しました。

日本代表チームにも帯同するアスレティックトレーナーによるテーピング実践指導

受講生も実践

村石:2021年は、新たにグループワークを実施しました。アスレティックトレーナーの環境について課題や改善策を話し合い、グループごとに発表してもらいました。当事者意識を持って熱心に取り組んでいるのが印象的でした。

また、第1回の参加者が、今回は講師として来てくれました。受講生が教える立場になって戻ってきてくれることは、非常に良い循環だと思います。

メディカルキャンプで学んだ方々が将来現場で知識や考え方を広げていき、サッカー界だけではなくスポーツ界全体におけるメディカルへの理解が深まる様になればと思います。

ー今後、JYDのパートナーとして取組んでいきたいことをお聞かせください。

村石:若い世代に、ケガ予防の重要性を認識していただきたいです。「ケガが少なくなり、競技パフォーマンスが上がった」といった声が挙がる環境を作りたいと考えています。ここの思いがJFA様とも一致していますし、JFA様と組むことがわれわれの事業の発展にも繋がっています。

コロナ禍を通じて、世間の健康意識は高まり、必然的に、日常生活の中で健康について考える機会が増えました。時代の流れに応じて、スポーツシーンにとどまらず日常生活の中から支えていけるような取り組みを行っていきたいと考えています。

JFA Youth &Development Programme について詳細はこちら!↓


JYDへの日本サッカー協会の思いもAZrenaで取材させていただきました!こちらもぜひご覧下さい!

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