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【後編】プロとして、周囲の模範となる存在に。日本トップのディスクゴルファーが語る仕事の流儀

【前編】はこちら

プロとして模範となる存在に

-**競技をする上で嬉しかったことを教えてください。**

嬉しかったことはたくさんあります。試合で初めて優勝した時もそうですし、何より日本一になるために始めたので、それを達成した時は嬉しかったです。日本一になるまで9年かかりました。そのおかげでいろいろなことにもチャレンジをさせて頂いています。2005年に国体のデモ競技にディスクゴルフがなった時の試合の唯一の優勝者でもあります。テレビでも取り上げてもらえる機会が出てきて、TBSのサンデーモーニングや日本テレビの鉄腕ダッシュや24時間テレビに出させて頂いて、世界記録に挑戦して達成もしました。そういったことが認められて板橋区から区民文化奨励賞を頂きました。そうやって自分が頑張ってきたことを人が認めてくれて、応援してくれるということは本当にありがたいです。初めは自分が中心だったのですが、そうやっていろいろなことをやらせて頂くうちに自分じゃないんだと気づくことができるようになりました。ディスクゴルフの選手としての僕を菊地哲也が預かっていて、いろいろな人のおかげでブランディングしてもらって、支えて頂いてできているということを感じるようになったんです。だからこそ僕は選手としての立場を適当に扱ってはいけないと思うようになりました。メディアに私が出る時は競技を背負って出ているわけですから、しっかりやらないといけません。私がディスクを持っている時は模範であり、プロフェッショナルでなければならないと考えています。

-**これまでで衝撃的だったエピソードを教えてください。**

海外のトップ選手との距離感に驚きました。例えばなかなかプロ野球選手と触れ合う機会は多くはありません。でもディスクゴルフでは研究のために観ていたDVDや動画に出ていた海外のすごい選手に握手してもらえたり、サインをもらえたり、あわよくば一緒にラウンドできたりするんです。その距離感の近さが衝撃でした。あとは海外の街ではディスクゴルフの試合が来ることが一つのお祭りのようなものなんです。「おらが町に世界選手権が来た」という雰囲気ですごく盛り上がっています。世界選手権では予選ラウンドが終わるとどんどん成績でカットされていって最終的に残った4人だけが、最後に9ホール回ることになります。そのラウンドではゴルフと同じくらいのギャラリーが集まってきます。ディスクゴルフファンがたくさんいるんです。そうなるとフライングディスクや飲食のお店が出てきたり、アメリカなので人が集まるところには音楽をやる人が現れたりするんです。演出のうまさみたいなものは大きな魅力です。駐車場は車が止められないくらいになりますし、広場の端の方ではフライングディスクで遊ぶ子供達がいたりもします。日本もいつかこうなる時代が来るようにしたいと思いました。

-**本当にお祭りですね。なかなか日本ではない光景だと思います。**

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