小林悠馬(ウィンドサーファー)は、逗子の海から世界へ羽ばたく

海には普段経験できない世界が広がっている

——小林さんは今STARBOARD JAPANに所属されていますね。

子供の時からウインドサーフィンのメーカーであるSTARBORADさんにはお世話になっていっていたのですが、そこが昨年日本で輸入代理店をしていたところから独立し、STARBOARD JAPANを立ち上げるということでお声がけを頂き、入れてもらいました。僕は関東エリアの営業を担当しています。

——遠征費はどのように賄っているのでしょうか。

STARBOARD JAPANで働いて頂いたお給料とスポンサー様から頂くお金から出しています。道具も持っていく必要があるので、1回のヨーロッパ遠征で40~50万円はかかってしまいます。

小林悠馬

——ここまでは競技についてお伺いしてきましたが、小林さんご自身についてもお話を聞いていきたいと思います。

——好きな異性のタイプを教えてください。

こんな色に焼けていて言うのもおかしいですが、実は色白清楚系の女性が好みです(笑)なので出会いはありませんね。また残念なのが、僕が輝く瞬間は風が強い時なんですよね。一般的には風が強ければあまり海に来ることがないと思うので、そこが悔しいです。

——ご自身で思う、自分の魅力を教えてください。

自分が興味を持ったことに関して、すごく打ち込める部分だと思います。

——よく聴く音楽はありますか。

基本的に洋楽しか聴きません。テイラー・スウィフトを聴いたりしますね。

——試合前に行っている習慣があれば教えてください。

今のワールドチャンピオンの動画見て、技が成功するイメージトレーニングをします。そして自分が実際にやっている感覚とリンクさせていきます。

その選手の技は本当にシンプルで、独特な動きは一切ありません。その代わりすごく綺麗に技を決めるんです。

——最後に読者の方にメッセージをお願いします。

先ほども言ったようにウインドサーフィンは幅広い世代の人ができますし、ゆったり遊びとして楽しむことも競技性を突き詰めることも可能です。海には普段経験できない世界が広がっているので、それを通して日常の全てを忘れることができます。これを機会にぜひ興味を持って体験してもらえればと思います。

<了>

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