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なでしこジャパンや侍ジャパン、各競技における日本代表チームの愛称認知度や如何に!?

各スポーツ、日本代表チームを持っているが人気や認知度は様々である。そんな中、ただ日本代表チームと呼ぶだけではなく、チームに愛称をつけることで親しみやすくしようとしている競技もある。実際に、どれだけ競技名と愛称が浸透し、さらにはどれだけ競技と愛称が一致しているのだろうか。

安定した人気を持つ上位3競技、4位以下を大きく引き離す結果に

日本代表チームの愛称認知度

例えば、なでしこジャパン。表から分かるように、“なでしこジャパン”という愛称の認知度は80%を超え、そのうち69%の人がなでしこジャパンはサッカー女子代表だと分かっており、愛称の浸透度も高い。また、“侍ジャパン”と呼ばれる野球代表についても、79%の人が愛称を認知し、66%の人は競技と愛称が一致している。共通しているのは、どちらもW杯やWBCという世界大会において優勝の実績を持っていることだ。実績と共に以降の大会ごとにメディア、特に地上波で取り上げられる機会が多くなっている。

次いで、SAMURAI BLUEの愛称を持つサッカー男子日本代表。こちらも、試合のたびにメディアに取り上げられるほどの人気競技ではあるが、別の愛称としてハリルジャパンのように監督の名前をつけて呼ぶものの方が浸透しているためか、半数程度の認知度にとどまっている。SAMURAI BLUEまでは半数以上の人に認知されているが、バレーボール女子代表“火の鳥NIPPON”以下は急激に愛称認知度が落ちている。

これは、国際大会などの中継の少なさや、そもそもの競技認知度の低さが原因ではないだろうか。それでも、2016年に行われたリオ五輪で正式に競技に採用された7人制ラグビー男子代表“セブンズジャパン”や7人制ラグビー女子代表“サクラセブンズ”は、注目を集めていると言えるだろう。

やはり、愛称の認知度は、競技自体の認知度、人気度、注目度などと強く結びついていることがわかる。愛称を使って親しみやすさをもたせ、競技でも結果を残しメディアや国民からの注目度を上げていくのが各競技の人気を高めることに繋がるのではないか。

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