アプリから健康をサポート。UNDER ARMOURの“今できること”

全世界が新型コロナウイルスの影響を受けている中、スポーツ界でもこの情勢に関連した様々な動きがある。そんな中、世界最大のマーケティング調査会社・ニールセン傘下の「ニールセンスポーツ」は、プロスポーツクラブや関連企業の取り組みについての調査や事例報告を定期的に配信。AZrenaではニールセンの協力を元に、コロナウイルスに関連した”世界のスポーツ団体“の動きをレポートしていく。

“前例のない時代”で、人々が必要とするものを

新型コロナウイルスとの戦いに、UNDER ARMOURも乗り出した。

日々の摂取カロリーと実施エクササイズを記録できるアプリ「MyFitnessPal」、GPSと連動してランニングの距離を記録できるアプリ「MapMyFitness」。この2つのプラットフォームを中心に、2020年3月23日から30日間で12回のワークアウトを奨励する「Healthy at Home」と呼ばれるキャンペーンを開始した。

We are pledging up to $2M to support communities impacted most by COVID-19 pandemic; $1M to @FeedingAmerica and up to $1M to @GoodSportsInc through a 30-day Healthy at Home fitness challenge on UA’s apps, @MyFitnessPal and MapMyRun. #TheOnlyWayIsThrough

— Under Armour (@UnderArmour) March 19, 2020

イベントHP:https://underarmourevents.com/healthyathome

アプリを通じて出た収益は、100万ドルまで寄付に当てるという。寄付先はアメリカで若い年代のスポーツリーグ支援を行う団体「Good Sports」だ。収束後、子どもたちがスポーツ活動に必要な用具を提供することが狙いである。

※基本的に無料で使えるが、一部コンテンツが有料。加えてアプリ内の広告が収益源となっている

さらに、「MyFitnessPal」では複数の有料機能を無料で公開している。簡単な食材を使用したお手軽レシピや、免疫力を高めるためのコツやタスクをまとめた14日間のメニューに加え、全てのワークアウトが無料で閲覧可能だ。ワークアウトやレシピは専門スタッフによって作成され、毎日更新される。

「アスリートを支えることは、われわれのミッションである。この前例のない時代だからこそ、人々が必要とするものを提供していきたい。栄養と運動に関する情報を提供することで、健康とウェルネスをサポートしたい」とUNDER ARMOURのCEO、パトリック・フリスクは話す。

家で過ごす時間が長くなっている中で、免疫力を高めるためにも簡単な運動は欠かせない。この状況を乗り越えるために、スポーツ界も“今できること”を考えている。

参照:『COVID-19 INITIATIVE INSIGHTS』Nielsen Sportsより

☆お問い合わせ先

ニールセンスポーツ担当:荒木
E-mail:[https://nielsensports.com/jp/]()

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