コロナ禍でDL数1,000%UP。現役NBA選手も推すフォーム分析アプリとは

アスリート及び指導者支援サービスを展開する米企業・Max Oneが、世界初となるAI主導のオンデマンドバスケットボールトレーニングアプリ「M1 SmartCoach」を2019年11月に発表した。

新型コロナウイルスで活動できないチームがほとんどである中、そのダウンロード数は3月で1,000%上昇している。無料トライアル期間を経て、個人単位で月額3,200円で利用できる。

その仕組みはシンプルだ。自分のシュートフォームを撮影すると、AIが何十年分ものシュートデータを基にバイオメカニクス的にフォームを分析する。そして、シュートを打つ腕の角度やスタンスについてなどどれくらいできているのかフィードバックしてくれるのだ。

さらに、それぞれの課題に対してNBA指導者や複数のバスケ指導組織からアドバイスがもらえるうえ、強化するためのトレーニングプランも紹介してくれる。

現役NBA選手のアンソニー・トリバーはこう話す。「良くない癖がついていたり、基本的な動きが間違っている若いアスリートをよく見かけます。このアプリを使うことで、一人ひとりの体の動き方を正しく評価することができます」

ソーシャルディスタンスを保ちながらコンディションをいかに保つか。今だからこそ、体の使い方を見直すアスリートも増えているだろう。彼ら彼女らを支えるサービスに注目が集まる。

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