最高の一瞬『文武両道_渡邊雄太(バスケットボール)』
日本人2人目のNBAプレーヤー、渡邊雄太選手です。
日本の高校を卒業後、ご両親のサポートや田臥勇太選手の勧めもあり、NBAを目指すのであればということで渡米。プレップスクール(大学進学の準備をする学校)を経てNCAA 1部のジョージ・ワシントン大学に進学してプレーします。
大学卒業後、2way契約と言ってNBAメンフィスグリズリーズ(プレーの日数、時間制限あり)と傘下のGリーグ・メンフィスハッスルの両方に所属する契約をし、2018年にNBAデビューを果たしました。
なぜ渡邊選手を推すかというと、アメリカでプレーする、プレーしようとしている日本人選手は何人かいますが、彼は文武両道で頑張っているからです。
アメリカでプレーするのに大切なのは、英語力をつけて、現地での生活に慣れることができるか。しかも大学でプレーするには、ある程度の学力成績を残さないと自分の行きたいところへ入学できません。また入ってからも、テストなどをクリアしないと進級できません。とくにNCAAの大学などは、勉強面でもかなり厳しいものがあります。
コツコツやっているタイプとして、彼にはこの成長ルートが合っているのかなと思います。いつかはトップレベルに上がってくれるという期待をこめて、取り上げさせていただきました。
▼加藤 誠夫(かとう・よしお)
1965年、東京都生まれ。東京写真専門学校(現:東京ビジュアルアーツ)卒業。1986年よりスポーツ誌出版社中心に活動を始める。現在はバスケットボールをはじめ、サッカー、テニスなど、ジャンルを問わず撮影、近年はパラスポーツも力を入れて撮影している。
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