最高の一瞬『第一人者_福島千里(陸上競技)』

福島千里選手は女子100m、200mの日本記録保持者で、これまでにオリンピックは3大会(2008年北京・2012年ロンドン・2016年リオ)、世界陸上選手権は4大会(2009,2011,2013,2015)に出場している、短距離界のトップ選手です。

写真は2010年に中国で行われたアジア競技大会のときのもの。100mでは日本人として44年ぶりの優勝。200mでも優勝して、日本女子として初の、100m、200mの短距離2冠を達成した選手になりました。

福島選手の指をよく見ると、キラキラしたネイルが印象的です。毎回大会に合わせてネイルを仕上げていて、カメラマンから注目されていました。

2018年には、北海道ハイテクACから山縣亮太選手が所属するセイコーに移籍し、さらなる飛躍を目指しています。最近はなかなか結果が出ていないですが、ここから調子を上げていってもらいたいなと思います。

ゴール後の素敵な笑顔を、また見せてほしいですね。

▼高橋 学(たかはし・まなぶ)

1975年、福島県福島市生まれ。東京ビジュアルアーツ写真学科でスポーツフォトを専攻。1996年より(有)ジャパンスポーツで実績を重ねてフリーランスに。現在はサッカー、フットサル、陸上、フィギュアスケートなど様々なスポーツを取材している。

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