THINK SPORTS『暑さを避けろ』

日本の夏が年々、厳しいものになってきている。

平均気温の上昇は言うまでもない。同じ暑さでも、ひと昔前とは「暑さの質が違う」感じは、多くの人が持っているのではないだろうか。

それだけに昔の感覚のままでプレーすると、今の夏のスポーツは大変危険である。十分な対策をして楽しむことが必要だ。

屋外の運動は、朝方や夕方以降にできるように調整を。幸い、最近はお昼前後から夕方まで日差しの強い時間帯は稼働しない屋外のスポーツ施設も多い。

また水分補給は大変重要だ。汗を出して体温を調節するだけに、体のなかに一定量の水分がなくてはならない。夏場のように大量に汗をかく場合は、経口補水液やスポーツドリンクを飲んで、汗と一緒に出てしまうミネラル分をとることも忘れてはいけない。

水分は、喉がかわいたときにガブガブ飲むというのではなく、こまめにちょっとずつ飲むのが今は常識となっている。体内に水分が取り込まれるのには一定の時間がかかるので、喉がかわいてから飲むのでは遅いからだ。

スポーツ前にコップ一杯くらいを飲んでおき、スポーツ中は少量ずつ。自分が汗をかく分を事前に補給するイメージで。

体に熱さを感じたら、水をかぶるなど体を冷やす行為を。首や手足にかけるのがいいそうだ。

決して無理をせず、楽しい夏場のスポーツを!

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