【五輪アスリートの本音】東京オリンピックの選手村は快適か?イマイチか?選手や海外記者が暴露した“TOKYO”にまつわるSNS投稿まとめ

ほぼ無観客で開催されている東京オリンピック。競技会場はおろか、選手たちが競技以外の時間を過ごしている選手村は、完全に“未知の領域”だ。

そうした我々の期待に応るように、オリンピック・アスリートたちは自身のSNSを通じて、ホテルの設備や食事、気になる出来事などを投稿している。

果たして、“TOKYO”の内側は、快適なのか、イマイチなのか。SNS投稿から垣間見える知られざる実態とは──。

海外記者が驚愕した、日本人にとっては当たり前な光景を含めて、“衣・食・住”を紹介しよう。

【衣】

@lewis_clareburtfree @asics shoes in the Olympic Village! ##olympicspirit ##tokyo2020 ##olympics♬ original sound – switchdisco

ルイス・クレアバートはウォシュレットの動画以外に、asicsのカスタムサンダルを入手する動画もTikTokに公開。自分の足形をスキャンし自分の足の型に合ったものをその場で持ち帰れるというものだ。これは選手のみの対応となっている。

【食】

@theliberoThis fooooood! #olympics #food #dininghall #tokyo2020 #tokyo2021♬ original sound – Erik Shoji

バレーボールのアメリカ代表エリック・ショージは選手村で提供される食事をTikTokで紹介。お寿司やシュウマイ、カレーをほおばり「good!」と舌鼓を打っていた。

@samfrickerrSO Sick #olympics #tokyo #japan #vendingmachine♬ BEE GEES VS 50 cent – Eric

男子飛び込みのオーストラリア代表サミュエル・フリッカーは部屋の鍵をかざすと飲み物が無料で出てくると噂のコカコーラ社の自動販売機で飲み物を入手できるか実演。お金を払うことなく、噂通り鍵をかざしただけでアクエリアスを手に入れていた。

選手以外に、日本へ東京五輪に取材に来ている記者も日本では当たり前の光景に驚いていた。アメリカ人のケイト・ベネット記者は、コーヒーマシンを前にして、どのように動くか、どんな音楽が流れるか聴いてみたいと自身のTwitterに写真をアップしていた。

【住】

男子シンクロ高飛び込みのイギリス代表選手、トーマス・デーリーが自身のYouTubeチャンネルで「OLYMPIC VILLAGE TOUR!」と題し知られざる選手村の内情を公開。自室の段ボールベッドやウォシュレット、備え付けの柔道着風のバスローブなどを紹介。さらに部屋以外にも食堂の様子や「Tokyo Tap Water」が流れる給水所の様子を公開した。

@lewis_clareburtDO NOT TRY THIS AT HOME 😂♬ original sound – Lewis Clareburt ⚡️

男子競泳ニュージーランド代表のルイス・クレアバートは自身のTikTokで自室のトイレを紹介。実際にウォシュレットを稼働させ、その様子に嬉々としていた。

 

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スイス人のダニエラ・ミラネーゼキャスターはトイレの様子を公開。洗面台横に設置されているベビーチェアに対し「手洗いを妨げない」と感心している様子だった。

【その他】

@bforbescryansWhat’s in the SAMSUNG Olympic goodie bag…? ##Samsung ##Olympics ##fyp♬ Trampoline – SHAED

イギリスのカヌー代表ブラッドリー・フォーブスクライアンズは「サムスンのオリンピックグッディバッグに何がある?」と中身を取り出し、サムスン電子から配布されるスマートフォン、Bluetoothイヤホンなどを紹介した。

柔道のオーストリア代表のシャミル・ボルハシュヒリは男子81kg級で銅メダルを獲得。そのシャミル・ボルハシュヒリが選手村の金属探知機ゲートが本当に稼働しているかチェックすべく、首からメダルを下げたまま通過。金属探知機がしっかりと稼働していることを確認した。

@vikiwolffhardtwould you go for a ride through the olympic village? #olympics #olympicathlete #olympicvillage♬ Nice To Meet Ya – Wes Nelson

さらに、選手村には自動運転のバスも走行している。オーストリアのカヌー女子代表ビクトリア・ウォルフハルトが自身のTikTokに自動運転中のバスの様子を公開。コメント欄には「未来がもう目の前だ」など驚きの声が挙がっていた。

そのほかに、サッカーのU-24ニュージーランド代表の対応が話題になっている。ニュージーランドは準々決勝でU-24日本代表にPK戦の末敗退。その試合後のロッカールームに「ありがとう鹿島・東京2020。素晴らしい時間を過ごせました。日本代表の幸運を祈っています。頑張れ!」とメッセージが残されていた。

サッカーのU-24日本代表vsU-24ニュージーランドが行われる前日、選手村には「ありがとう日本」と五輪カラーの砂利で感謝を綴り、フェンシングの太田雄貴さんは「嬉しい気持ちになりました。温かい言葉はいいですね」とTwitterで紹介していた。