• HOME
  • 記事
  • フットサル
  • 立川・府中アスレティックFCの山田マルコス勇慈監督が退任。「最高の栄誉」を感じながらも「肉体的にも精神的にも自分の限界を感じることが多かった」

立川・府中アスレティックFCの山田マルコス勇慈監督が退任。「最高の栄誉」を感じながらも「肉体的にも精神的にも自分の限界を感じることが多かった」

立川・府中アスレティックFCは26日、山田マルコス勇慈監督が2020-2021シーズンをもって退任すると発表した。

今季は12勝3分7敗で5位

退任の発表された山田監督は2019年に監督に就任。元監督でテクニカルダイレクターを務めた谷本俊介氏と二人三脚で指揮を執っていた。

「今までの守備では上位陣と勝負にならない。谷本TDとも話してゾーンディフェンスに変更した」【Fの主役は俺だ!全チームインタビュー|山田マルコス勇慈監督|立川・府中アスレティックFC】

就任1年目のシーズンは13勝6分14敗で7位。そしてシーズン開幕前から大きな期待を抱かれていた今シーズンは開幕から4試合勝利を挙げられなかったことも影響し、12勝3分7敗で5位という結果になっていた。

プレスリリースを通じ、山田監督は「立川・府中アスレティックFCの監督は、私のキャリアの最高の栄誉の1つでした」と綴りながらも「しかし、監督という仕事は私が想像していたものよりも過酷であり、期待に応えることは簡単ではなく、肉体的にも精神的にも自分の限界を感じることが多かった2年間でした」とプレッシャーと闘っていたことを明かした。

今後について監督自身は「私自身もこの貴重な経験を活かし、そして何よりももっと学ぶ必要があると感じています。そのために、監督という仕事から一度離れてみる必要があると考えるようになりました」と指導者としてさらに成長する意気込みを語り「これからもこのクラブに残ることになっていますので、これが本当のお別れではありません」とのことで、別の立場で携わるそうだ。

後任の監督については、決定次第クラブから発表がある。また、同日上林快人と25日には特別指定選手の青大祐、高瀬剛の退団も発表された。

クラブからのリリースは以下のとおり

山田マルコス勇慈監督 退任のお知らせ

この度、立川・府中アスレティックFCでは、山田マルコス勇慈監督が2020-2021シーズンをもって退任することが決まりましたので、コメントと併せてお知らせいたします。
後任につきましては決定次第お知らせいたします。

【山田マルコス勇慈監督コメント】
立川・府中アスレティックFCの監督は、私のキャリアの最高の栄誉の1つでした。
しかし、監督という仕事は私が想像していたものよりも過酷であり、期待に応えることは簡単ではなく、肉体的にも精神的にも自分の限界を感じることが多かった2年間でした。

今、クラブは新しい世代に移行しつつあり、監督もバトンタッチする時期が来たのだと感じています。
私自身もこの貴重な経験を活かし、そして何よりももっと学ぶ必要があると感じています。
そのために、監督という仕事から一度離れてみる必要があると考えるようになりました。

選手、スタッフ、事務局員、スポンサー、サポーター、そしてこの2年間だけではなく、選手時代から私をずっと支えてくれた皆さんに心から感謝をしています。
特に谷本俊介さんと中村恭平さん、このクラブで愛というものを教えていただきありがとうございました。
これからも自分の夢である理想のクラブを作れる様に諦めず、努力を続けたいと思います。

私はこれからもこのクラブに残ることになっていますので、これが本当のお別れではありません。
これからどんな立場でも、クラブの力になって、クラブの理想実現のために全身全霊をかけて取り組んでいきます。

Thank you, from the bottom of my heart. I will love you forever!

山田 マルコス 勇慈

“The greatest teacher, failure is.”
失敗こそが、最高の教師だ

▼ 関連リンク ▼

<< 前の記事へ

次の記事へ >>

▼ 関連記事 ▼

▼ tag list ▼

一覧へ戻る

関連記事