• HOME
  • 記事
  • その他
  • グッドデザイン賞を受賞した傑作テント!ゼインアーツ「ゼクーM」のアレンジ集

グッドデザイン賞を受賞した傑作テント!ゼインアーツ「ゼクーM」のアレンジ集

alt 2020年度のグッドデザイン賞を受賞した傑作テントが、ゼインアーツの「ゼクーM」。ワンポールでありながら圧倒的な居住空間を実現し、軽量コンパクトで初心者でも短時間で設営でき、コストを抑えた企業努力も評価されました。今回は受賞を記念し、Instagramの投稿から「ゼクーM」の素敵なアレンジを紹介します。

ゼインアーツ「ゼクーM」が2020年度グッドデザイン賞を受賞!

2019年に発売されたゼインアーツの「ゼクーM」。その美しいフォルムと、さまざまな工夫からなる使いやすさは多くのキャンパーから人気で、2020年度のグッドデザイン賞に選ばれました。

ワンポールのデメリットである空間の狭さをエクステンションフレームで解決しているため、アレンジの幅が広いのが魅力。別売のインナーテントを使えば、大型テントとしても使えるので、汎用性は抜群です。

今回はInstagramの投稿から、「ゼクーM」の素敵なサイトのアレンジをご紹介します。アレンジのポイントや、相性がいいと感じたギアなどもオーナーさんに教えていただきました!

真似したい工夫がいっぱい!「ゼクーM」のアレンジ9選

レイアウトの幅を広げる二股ポールを活用

alt出典:Instagram(@yuckyike)

【アレンジのポイント】
二股ポールにしたことで、幕内の居住空間がさらに広がりました。ワンポールではポールが邪魔で小型テントをインするカンガルースタイルにするのが難しく、どうしてもシンメトリーなレイアウトになりがちでした。二股ポールによって、今までとはまったく異なるレイアウトも可能となります。

この日は風速15mと厳しい天気の中での設営でしたが、高い引き裂き強度を備えたファブリックのおかげか、二股ポールでもびくともしませんでした。

【ゼクーMと相性がいいと感じたギア】
ゼクーMには、天井からランタンを吊り下げる高さ調節可能なハンギングテープ「トライアングルハンガー」が付いており、便利でした。ベアボーンズリビングの「エジソンストリングライトLED 3連」をそれぞれのテープに吊るすと、幕の雰囲気との相性が最高です。

ウッド系・ファブリック系でまとめたお座敷スタイル

alt出典:Instagram(@mapo.outdoor.n.life)

【アレンジのポイント】
ゼクーMは無骨系のギアにマッチしやすいイメージですが、私はウッド系・ファブリック系と合わせるのが好きです。お座敷スタイルはラグで印象を変えられるのでおすすめ! ニット素材を使うと、柔らかく女子っぽい印象になります。

【ゼクーMと相性がいいと感じたギア】
幕内にコットやベンチがあると、くつろぎタイムがより快適になります。

ヘキサテーブルを囲むアースカラーのリビング

alt出典:Instagram(@miiyun0223)

【アレンジのポイント】
冬のおこもりキャンプで、広々とリビングとして使用しました。冬は宴会幕としてもよく使います。宴会をするときは、みんなでヘキサテーブルを囲むことが多いです。ウッドテイストやミリタリーテイストの、アースカラーのギアで統一しています。

【ゼクーMと相性がいいと感じたギア】
ヘキサテーブルは、テント内の移動が楽で相性がいいと思います。今回使用しているヘキサテーブルはキャプテンスタッグのもの。小物はバリスティクスなど、ミリタリーテイストのものが好きです。

色味の合うタープを繋げれば雨の日もカッコいい

alt出典:Instagram(@_atcamp_)

【アレンジのポイント】
雨の日はテントの頂点にポールアダプターをつけ、テントとタープを繋げて設営しています。リビングスペースと寝室を濡れることなく行き来できるうえ、ギアも濡れないので安心です。

ギアは、なるべく色味の統一感を持たせるようにしています。ほとんどは相方さんの集めたギアですが、自分で購入する際もテントを思い浮かべ、色味が合うかどうかで決めています。

【ゼクーMと相性がいいと感じたギア】
DDタープのコヨーテブラウンは、色味がゼクーMに合うか心配でしたが、意外にしっくりきました。インナーテントはゼインアーツのギギ1のインナーテントを使っており、テント内は寝室とリビングスペースがちょうど半分ずつになっています。

ゲウの組み合わせて小川張り

alt出典:Instagram(@skoskocamp)

【アレンジのポイント】
やはり、テントとタープをつなげる「小川張り」です。

【ゼクーMと相性がいいと感じたギア】
ゼクーMと、同じゼインアーツのオールウェザー4ウイングタープ「ゲウ」の組み合わせは最高です。

自作の二股ポールで広々ファミリーキャンプ

alt出典:Instagram(@amu.823)

ワンポールを活かして暖かいリビングに

【アレンジのポイント】
設営と撤収でテントを地面に広げた際、泥汚れや枯れ芝、炭などで汚れてしまうのが嫌なので、自分でゼクーM用のグランドシートを作りました。素材は厚めのブルーシート(ODグリーン)で作ったので、水を通す心配もありません。

グランドシートはテントの汚れ防止だけでなく、設営時のサイトの配置決めにも活躍します。サイトが狭く、テントとタープをどう配置するか困ったときは、グランドシートを敷けば一目瞭然。入口の方向決めやサイトのバランスが簡単にできるので、作ってよかったです。

家族5人のファミリーキャンプの際はゼクーM専用のインナーテント、父子キャンプの際はPOLERのテントでカンガルースタイルで過ごしています。テントに合わせて落ち着いた色でそろえるようにしています。

【ゼクーMと相性がいいと感じたギア】
自作の二股ポールを導入したことにより、さらに広く使い勝手の良い空間に。専用のインナーテントに使える二股ポールも作ったので、5人でもインナーテントで広々と寝ることができました。

alt出典:Instagram(@m.tuulikki47)

【アレンジのポイント】
ゼクーをリビングとして広々使用しました。本来は邪魔になるセンターポールを、六角テーブルで囲み、中にストーブを入れて広く使用。3月の那須高原はまだ寒かったので、広々暖かく過ごせる空間にしました。

使用のメインギアは、カーミットチェア(マイスターシート.オリーブ)、オリコン(オリーブ)、アルパカストーブ(オリーブに塗装)、フィールドラック(ブラック)、メタヘキテ(ブラック)、アイスランドクーラーボックスアイアンラック、クル二郎。カラーはオリーブ、ブラック、ダークブラウンをメインに、落ち着いたスタイルにしています。

フルオープンパネルを正面にし、室内からも景色を眺めながらくつろげるように設営したのもポイント。寝室にはヒルバーグのケロン4GTを使用しました。

【ゼクーMと相性がいいと感じたギア】
TheArth-sixのクル二郎、アイアンラック、カーミットチェアと相性がいいと感じました。

男前ギアと合わせればインスタでも注目の的

alt出典:Instagram(@hop_fam)

【アレンジのポイント】
ゼクーMをファミリーで使う場合、ツールームテントとは違い、別にリビングスペースが必要になります。ゼクー+ゲウの場合、車無しでも最低8.5m×7mくらいのスペースが必要なので、区画サイトで使う場合は気をつけないといけません。

ゼクーMを綺麗に張るには、最初に打つ4本のペグが重要。ここで四辺がすべて90度の綺麗な長方形を作らないと、どんなにロープを引っ張っても綺麗な形になりません。

【ゼクーMと相性がいいと感じたギア】
ナチュラルなものも合いますが、男前寄りなギアのほうがいいと思います。色は無難にベージュ系や黒、アーミーカラーで。キャンプは家と違い、いろいろな色が目に入ってくるので、差し色はいらない気がします。

ゼクーとギアが見渡せる綺麗な配置に

alt出典:Instagram(@nori_khmr)

【アレンジのポイント】
以前のテントはスノーピークのランドステーションアイボリーだったため、女性らしいイメージで合わせていましたが、ゼクーMは男前なテントなので、すべてブラックやブラックグレーで統一しました。

配置は、ゼクーとギアが一緒に見えるようにしているのがポイント。ゲウと合わせてゼクーを張る際は、ゲウのポールの折れた三角に、ゼクーの三角を合わせて張るようにしています。

【ゼクーMと相性がいいと感じたギア】
ベアボーンズリビングのエジソンストリングライトです。ブラックやブラックグレーのギアも似合います。YETIのボックスもいいです。

関連記事