【ゴルフ沼#23】暑さ・寒さ・雨 ゴルフは自然との戦い

「練習ではうまくできたのに、本番だと全然できない」というのはどんなスポーツでもあることかもしれませんが、ゴルフではほぼすべての人がこれを経験しているのではないでしょうか。

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ゴルフの恐ろしいところは、練習場と実際のゴルフコースの環境が違いすぎる、ということです。練習場では平らな場所に置いたボールをただ打てばいいのですが、コースでは傾斜もあるし、ラフもバンカーもある。
特に最初の頃は、コースに行くたびに思い知らされていました。ああ、ゴルフとは「自然との戦い」なんだな、と。

そんな過酷なゴルフというスポーツの中でも、特に厳しいのが、夏ゴルフ、冬ゴルフ、雨ゴルフの3つです。暑すぎる、寒すぎる、濡れまくる。どれも悪く言えば「大自然の脅威」であり、良く言えば「大地の神様からの贈り物」です。(良く言い過ぎました)

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まず、夏ゴルフ。夏はとにかく暑い!ゴルフをやる前は、ゴルフをやっているおじさんたちがなぜあんなにも黒くなるのか不思議だったんですが、やってみてわかりました。夏場に長時間にわたって強い日差しにさらされるゴルフは、日焼け対策ゼロでやっていると容赦なく紫外線を浴びまくり、ロバート秋山さんぐらい黒光りしたBODYが完成することになります。
真夏のゴルフはとにかく暑くて、生命の危機を感じるほどです。実際亡くなる人もいるというのだからシャレにならない。水分補給が重要なので、浴びるほど水やポカリを飲むことになります。水は飲んだ分だけ汗になってそのまま流れていき、自分の体が「ただ水を通す管」のように感じられますが、それでも飲み続けるしかありません。
そして、夏場は芝が深い。ボールが深いラフに飛び込むと、バンカー並みに打ちづらかったりすることもあるし、ボールが埋もれてなかなか発見できないこともある。照りつける日差しのもとで命を懸けてラフの中のボールを探していると、これは何の罰ゲームなのかなと思います。
ただ、正直に言うと、それでも夏ゴルフは楽しい。緑の色が濃く、豊かな自然を満喫できる。それはまさに大人の遠足。頭の中で久石譲の『Summer』が流れています。

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(Photo by ArtMassa)


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