スコアが大きく左右する?ゴルフクラブの正しいグリップの握り方
ゴルフで良いスコアを出すためには、様々な要素が必要となります。
自分に合ったゴルフクラブを選ぶことや良いフォームを身に付けること、そしてコースや風を読む力なども必要です。
特にゴルフを始めたばかりの人やこれから始めようとしている人たち(いわゆる初心者の人)は、「グリップの握り方」を知る必要があります。
稀に正しい握り方を知らずに適当に握ってプレーしている人もいますが、そういった人はどれだけ練習しても高い確率で伸び悩んでしまうことでしょう。
この記事では、そんな「ゴルフクラブの正しいグリップの握り方」について解説していきたいと思います。
ゴルフクラブの正しいグリップの握り方
どんなスポーツであれ、基礎というのはとても大事になってきます。
一流選手の中には、一般的な基礎とはかけ離れた癖のあるプレーをする人もいますが、そういった選手たちも基礎をしっかりと学んだ上で自分の形に変化させていっているわけです。
人よりも上手くなりたいのであれば、遠回りだと感じるかもしれませんが基礎をしっかりと学ぶべきだと言えるでしょう。
それでは、ゴルフクラブの正しいグリップの握り方のポイントをいくつか挙げていきましょう。
まずは自分のスクエアグリップを知ろう
ゴルフクラブの握り方には、主に3つの方法があります。
左手を被せ気味に握る「ストロンググリップ」と、左手をやや開き気味に握る「ウィークグリップ」、そして最も主流となっている「スクエアグリップ」です。
ゴルフ初心者の人は、まずはスクエアグリップから習得していくべきだと言えるでしょう。
スクエアグリップで握るメリットとしては、「ストレートボールを打ちやすくなる」ということです。
自分自身で手首を動かしてフェースを開閉するのではなく、その握り方でスイングするだけで自然とクラブフェースが開閉するのです。
さらに、基礎的なスクエアグリップで握ることで、キレイなスイングができるようになるということもメリットの1つだと言えます。
最も自然な状態でグリップを握るので、自然な体の回転が生み出せるのです。
左手の握り方
具体的な握り方としては、軽く前傾姿勢になった状態で腕を下に垂らします。
この時、左手の親指が内側になるような状態になるかと思います。
一番多いのが体の向きに対して45度くらいの角度になるケースです。
これは人によって親指が体から遠い方になる(45度~90度くらい)ケースもありますし、逆に手の甲が体と反対側になる(0度~45度)人もいたりします。
この腕を垂らした自然体の手の位置がその人に合ったスクエアグリップとなります。
真上から見た時に左手の拳の山が2個見えている形がベストとは言われていますが、自然な角度で握る方が打ちやすくなるはずです。
まずは腕をたらした状態で左手で握りますが、小指の付け根から人差し指の第二関節にグリップが当たるようにします。
構えた時に親指はグリップのセンターよりも若干右側になるように添えます。
右手の握り方
左手のスクエアグリップの位置が決まったら、次に右手で握ります。
「インターロッキング」や「ベースボールグリップ」などの握り方がありますが、初心者におすすめなのが「オーバーラッピング」です。
オーバーラッピングは、左手の人差し指と中指の間に右手の小指を載せる握り方です。
利き腕である右手で打つ感覚があるので、ゴルフ初心者の人にはピッタリな打ち方であると言えます。
自分の感覚や理想のプレーに合わせた握り方を習得していく
前述した基本的な握り方で何度も素振りや打ちっぱなしなどでボールを打っていくことで、正しい握り方が染みついていくはずです。
この正しい握り方を習得したならば、そこから自分の感覚や理想のプレーに合わせた握り方を習得していきましょう。
パワーを求めるならば「インターロッキング」
インターロッキングは、左手の人差し指と右手の小指を交差して握る方法です。
まさに右手と左手をロックしたような形となります。
距離を出したいパワーヒッターにはピッタリな握り方となります。
あまりパワーがない人や、指が長い人には向かないので気を付けましょう。
女性やパワーが弱い人は「ベースボールグリップ」
握り方としては、右手と左手が重ならないように、10本の指すべてを使ってクラブを握ります。
しっかりと握れるので、女性やパワーのない人でもスムーズにスイングすることができるでしょう。
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