フジクラから、ダレルサーベイ調べの1Wシャフトのツアーレポートが届いた。
「米国および国内男女ツアーでフジクラシャフトが勝利し、米国男女ではブランド別・モデル別使用率でもNo.1を獲得しています。PGA『トラベラーズ選手権』は53名（使用率33.8%）、LPGA『KPMG全米女子プロゴルフ選手権』は61名（同39.1%）、JGTO『ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品』は72名（同46.2%）、JLPGA『アース・モンダミンカップ』は62名（同43.3%）となります」（同社広報）
まずは米国の優勝者だが、PGAツアー『トラベラーズ選手権』でキーガン・ブラッドリーが『VENTUS 6 BLACK』（X）で、LPGAツアーのメジャー『KPMG全米女子プロゴルフ選手権』はイン・ルオニンが『VENTUS 6 TR BLUE』で勝利した。また国内男女はJGTOツアー『ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品』で谷原秀人が『VENTUS 6 TR RED』（X）、JLPGAツアー『アース・モンダミンカップ』は申ジエが『SPEEDER 569 EVO 4』（S）で勝利している。
▶▶谷原秀人「まだ調整が必要」 ドライバーと5Iを大会中に入れ替えV【勝者のギア】
▶▶申ジエ 最終R前にパターを3グラム鉛調整「重くて力が入っていた」【勝者のギア】
▶▶ウィンダム・クラークが全米オープン制覇。話題の10年前の『ジェイルバード』はファウラーも使用
なお、優勝パターにおいてはPGAツアーで珍しいケースが見られた。キーガン・ブラッドリーが10年前に米国発売された、オデッセイ『VERSA JAILBIRD』にスーパーストロークグリップを挿して優勝。ブラッドリーは昨年の「ZOZO-」優勝時もこのパターで、先週「全米オープン」を制したウィンダム・クラークと同じ、10年前の古いパターが連勝する形となった。ルーキーながらに「全米女子プロ」を制したイン・ルオニンを含め、優勝者の使用ギアは下記のようになっている。
【イン・ルオニンの優勝セッティング】
1W：キャロウェイ パラダイム◆◆◆（9° ベンタスTRブルー6S 45㌅）
3W：キャロウェイ パラダイム（15°テンセイAVブルー65S 43.25㌅）
3U：キャロウェイ パラダイム（18°Recoil Dart 75 F4）
4I〜PW：キャロウェイ X FORGED CB（N.S.PRO950GH S）
50,54,58°：キャロウェイ JAWS RAW Black（DG Tour Issue S200）
PT：オデッセイ ホワイト・ホットOG #7 CHS
BALL：キャロウェイ Chrome Soft X
【申ジエの優勝クラブセッティング】
1W：キャロウェイ パラダイム◆◆◆（9.0° スピーダー569 EVO4-S）
3,5W：テーラーメイド ステルスプラス（15,19°スピーダーNX50-S）
4,5U：テーラーメイド ステルス2レスキュー（22,25°MCH60-S）
6I〜PW：キャロウェイ APEX TCB（TOUR AD AD-65 TypeII S）
50,54,60°：キャロウェイ JAWS（N.S.PRO 850GH S）
PT：オデッセイ TRI-BEAM #1CS
BALL：タイトリスト PRO V1
【谷原秀人の優勝セッティング】
1W：プロギアRS F（9.5° VENTUS TR RED 6X 45㌅）
3,5W：プロギアRS（15,18° TENSEI 1Kシリーズ70X）
4I：ネックス EZONE CB701（AMT TOUR WHITE S400）
5I：プロギア PRGR 01（DG EX TOUR ISSUE S200）
6I〜PW：プロギア PRGR 00（DG EX TOUR ISSUE S200）
48°：ミズノ T22 Sグラインド（DG EX TOUR ISSUE S200）
53°：タイトリスト ボーケイSM9（DG EX TOUR ISSUE S200）
59°：タイトリスト ボーケイWW（DG EX TOUR ISSUE S200）
PT：スコッティ・キャメロン プロトタイプ
BALL：タイトリスト Pro V1x
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