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「練習して、試合して、へこたれてまた練習して」今季不調の三ヶ島かなが今の心情を吐露

今季開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」は9位タイでフィニッシュしたが、その後は不振が続いている三ヶ島かな(撮影:米山聡明)

2021年「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」で優勝を遂げている三ヶ島かなが、今季は不調に苦しんでいる。これまでに9試合に出場して予選落ちが5試合。今の心情を自身のインスタグラムで吐露した。

「練習して、試合して、へこたれてまた練習して、これだ!って見つけてその繰り返し」とのコメントで始まった投稿。練習で何かをつかみ、今度こそと挑んだ試合でまたへこまされる。終わりのない成長を要求されるゴルフの厳しさを表現しているが、その後に続く三ヶ島の「これが出来るようになってきてゴルフしてるなぁと実感した今日この頃」というコメントにはゴルフの奥深さを感じさせた。
 
「いろんな引き出しを引っぱり出しながら 新しい引き出しも準備して 切り替えて、またリフレッシュして」。カベを乗り越えれば、また新たなカベにぶつかる。それがゴルフなのだから、と三ヶ島は言っている。
 
投稿のハッシュタグには、#新しい足元を固める時期に突入しました #生きてる-――!って感じ #まずは自分が楽しいと思えるように #トンネルの出口まであともう少し とあり、そのあとにウサギとカメの絵文字、見ざる言わざる聞かざるのサルの絵文字が続いていた。
 
己が出す結論を信じ抜き、迷わずに進み続けようとする三ヶ島の覚悟が、そこに込められているのではないだろうか。
 
現在の三ヶ島のメルセデスランキングは70位。これからの巻き返しに期待だ。

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