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最強アマの馬場咲希は出遅れ ショット不調続き…「ショートゲームで頑張りたい」

馬場咲希は初日を5オーバーで終えた(撮影:米山聡明)

<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 初日◇4日◇茨城ゴルフ倶楽部 西コース(茨城県)◇6780ヤード・パー72>

午前の早い組でメジャーをスタートしたアマチュアの馬場咲希(代々木高3年)だったが、思うようにスコアをつくれず、2バーディ・5ボギー・1ダブルボギーの「77」。午後組がまだプレー中ではあるが、出遅れた感は否めない。

10番からスタートすると出だしでボギー。12番ダブルボギー、13番ボギーと一気にスコアを崩してしまう。17番で1つ戻して折り返したが、後半でも3ボギー(1バーディ)とさらに落としホールアウトした。

「今日はずっとショットの調子で悩んでる感じだったので、それが出てしまったなというのと、ショットの調子をアプローチ、パターでカバーできなかったので、たくさんボギーを打っちゃいました」と振り返る。

1カ月前に行われた「オーガスタナショナル女子アマ」では5位タイに終わったが、内容は決して満足いくものではなかった。「スイングのリズムがずっとズレていて、いつも振り切ることを意識してるんですけど、振り切れないくらい振り遅れちゃったりして」とスイング面の改善がうまくいかない。「自信を持ってショットができていない。色々ズレてたので、そこをなんとかアプローチとかでカバーしたかったんですけど、メジャーのセッティングが難しくて、という感じです」と難コースにしてやられた。

そんなズレについては「明日にこのショットが直る可能性は低い」と、苦しい戦いを覚悟している。「明日はしっかりショットの悪さをカバーできるように、ショートゲームで頑張りたいです」と戦い方を変えずに臨むことになる。

「すごく楽しくできた」とトーナメントの雰囲気は満喫している馬場。さらに楽しいものにするために、そして決勝ラウンドに進むためにも、ここは耐えどころだ。

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