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「さまざまな球が求められるコース」と青木功会長 ACNチャンピオンシップが日本OP開催コースを改造して行われる

左から青木JGTO会長、羽牟正一関西テレビ放送株式会社代表取締役社長、藤岡義久株式会社ACN代表取締役社長(撮影:ALBA)

31日(月)、「ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント2023」(10月5~8日)の記者発表が、青木功JGTO(一般社団法人日本ゴルフツアー機構)会長と今大会会長・羽牟正一氏(関西テレビ放送株式会代表取締役社長)、今大会副会長・藤岡義久氏(株式会社CAN代表取締役社長)の三人が登壇して行われた。

この大会は1969年に「ダンロップゴルフトーナメント」として関西で始まり、以来、全国各地の名門コースを会場に開催されてきた歴史あるトーナメントで、昨年までは「ダイヤモンドカップゴルフ」として続いてきた。それを今年は株式会社ACNが引き継ぎ、新たな大会として生まれ変わった。
 
開催コースとして選ばれたのは、昨年「日本オープンゴルフ選手権」が行われた三甲ゴルフ倶楽部ジャパンコースで、当時アマチュアの蝉川泰果が4日間トータル10アンダーで優勝を遂げている。
 
「コースは長くないけど、トリッキー。とにかくさまざまな球が求められるコース」と青木JGTO会長が言うように、ハイレベルな戦いが期待される。青木JGTO会長は「長くない」と言ったが、昨年の「日本オープン」が終わった後に、三甲GCジャパンCで今大会が行われることが決まり、ティを後方に配置し直すなどコースの距離を伸ばす改造が行われたというから、さらに見応えのある戦いが展開することだろう。
 
今大会の共催に名乗りを上げた株式会社ACNの藤岡代表取締役社長は、「男子ゴルフを盛り上げたい気持ちが強い。素晴らしい若手選手が大勢出てきている。選手たちが世界にチャレンジする一助になれば」と話した。
 
歴史ある大会の存続に青木JGTO会長は「ACNが受けてくれたということは、男子ゴルフがまだ魅力があるということ」とうれしそうに話し、「今後は私が会長を務めている間に、年間30試合開催に増やしていきたい」と続けた。
 

今大会でレギュラーツアーの初冠試合を行うこととなった株式会社ACNは、オフィスの環境整備と不動産サービスを中心に多様な事業を展開しており、ゴルフではプロテスト合格前の女子ゴルファーが参戦するネクストヒロインツアーの冠試合を行うなど、積極的に若手選手の応援をこれまで行ってきている。

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