「ステーキ食べに来た」米国ツアーを連戦する小平智のパワーの源

米国ツアー2勝目を目指す小平智(撮影:福田文平)

小平智が自身のインスタグラムを更新。トーナメント会場を車で移動する際に宿泊した町で食べたボリューム満点の食事の写真を公開した。

7月9日に最終日を迎えた米国PGAツアー「ジョン・ディア・クラシック」の会場があったイリノイ州シスビルから、13日に初日を迎える「バーバゾル選手権」が開かれるケンタッキー州ニコラスビルまで、「移動が車で7時間(青ざめた顔の絵文字)」。広い大陸の中でトーナメントを連戦する過酷さを知らされるひと言から始まる投稿。
 
「その途中のインディアナポリスで1泊 元気つけるためにステーキ食べに来た」と、公開された写真。小平の目の前にはステーキが置かれている。手前にあるのはパスタとフライドライスか。その2つの皿の大きさと料理のボリュームに圧倒されてステーキはあまり大きく見えないが、厚みはたっぷりとあり重量感がある。添えられたアスパラがカットされていないことも考慮すると、十分に大きなステーキと言えそうだ。
 
これこそが『アメリカンサイズ』。しかし髭をたくわえてワイルド感を増した小平ならば、ペロリと平らげてしまいそうに思える。いや、米国ツアーを主戦場にする小平が「元気をつけるために」と選んだ食事なのだから、これが次の戦いに向けてのパワーとなるはずだ。
 
この豪快な食事の写真には、「美味しそう!ファイトなのだ」「パワー(力こぶの絵文字×3)」「体力が肝心ですからね」と、ファンからも力をつけて頑張ろうとの声援が寄せられていた。

小平は1989年生まれ、東京都三鷹市出身。レッスンプロだった父の影響でゴルフを始める。2010年、アマチュア時代に出場したJGTOチャレンジトーナメントで優勝。同年12月にプロ転向。13年に「日本ゴルフツアー選手権」で初優勝を飾ると、日本ツアーでは通算7勝を挙げた。18年にスポット参戦した米国ツアー「RBCヘリテージ」で日本人としては5人目の米国ツアー優勝、それ以来、本格参戦する。今季もこれまで10戦に出場し、7試合で予選を通過。米国PGAツアーでの2勝目を目指してパワフルに活動を展開中だ。

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