「全英」前哨戦でローリー・マキロイが快勝!加えた未発表クラブは?【WITB】
<ジェネシス・スコットランド・オープン 最終日◇16日◇ザ・ルネサンスC(スコットランド)◇7237ヤード・パー70>
スコットランドでの全英オープン前哨戦は、ローリー・マキロイ(北アイルランド)が17番、18番でバーディを奪って、先にホールアウトしていた地元のロバート・マッキンタイア(スコットランド)を逆転。米欧共催大会でPGAツアーでは今季2勝目の通算24勝目、欧州男子ツアーは通算16勝目を挙げた。
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米国テーラーメイドも、マキロイの優勝に関するツアーレポートと詳細な使用ギアを公開している。まずは『ステルス2プラス』ドライバーで見せつけた、その豪打について。
「マキロイはこの1週間、最大の武器をフルに発揮し、SG:オフ・ザ・ティで稼いだストローク数で圧倒的な首位に立ちました。350yd以上のドライブを14本放ち、これは今大会の出場選手の中で最多で他より3本多い結果。また、マキロイの全ドライブの平均飛距離は316.2ydと全選手の中で最長で、フィールド平均より20yd以上長かった。
彼のドライバーのパフォーマンスはフィールド首位の12.68(ティ・トゥ・グリーン)の44%以上を占め、最終日わずか3Hしかフェアウェイを使わなかったが今週の精度は52%と、フィールド平均のわずか下。昨年のフェデックスカップ・プレーオフ以来、PGAツアーでSG:オフ・ザ・ティの首位は4度目で、期間中で最多の選手となった」(同社広報)
パーオン率は72ホール中50ホールの69.44%(23位タイ)だったが、同社は勝負所の難しいホールで「ピンに近づける」アイアンのショット力を称賛する。17番ホールは全選手のピンからの平均距離が約15mだったがマキロイは1.37mのベタピンに。続く最終18番も、残り202ydから約3.4mにつけたが、18番のこの日の全選手平均は20.7mだった。
地面が固く風の強い「全英オープン」の前哨戦とあって、下記のように2Iと4Iに『P760』を再投入したマキロイ。同社も「2015年のシーズン開幕以来、ロリー・マキロイほどメジャー大会でトップ10入りを果たした選手はいない。彼がついにメジャー5勝目を挙げるのは来週だろうか」と期待。ウェッジに未発表作の『MG4』を2本入れるなど、その全英向きに仕上がった下記の優勝ギアを紹介している。
【ローリー・マキロイの優勝ギア】 ※全てテーラーメイド
1W:ステルス2プラス(9.0°Ventus TR Blue 6X)
3W:ステルス2プラス(15.0°Ventus TR Blue 8X)
2,4I:P760(HZRDUS Black105 6.5 @17°)
5I~9I:Rors Proto (Project X 7.0)
46°:Milled Grind 3(46.09 SB Project X 6.5 Wedge)
50,54,60°:Milled Grind 4(50.09SB, 54.11SB, 60.08 LB 〃)
PT:Spider X Hydro Blast Flow Neck
BALL:TP5x
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