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マスターズでスイングの原点を再認識 アイアン好調・福田真未が今季初Vへ視界良好

首位を捉えるか。福田真未が5年ぶりVをかけて最終ラウンドへ。(撮影:佐々木啓)

<富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 2日目◇8日◇花屋敷ゴルフ倶楽部 よかわコース(兵庫県)◇6435ヤード・パー72>

開幕戦、2戦目こそ予選落ちに終わったが、3戦目の21位タイをきっかけに4戦目8位タイ、そして先週の「ヤマハレディースオープン葛城」で10位タイとグングン調子を上げている福田真未。今大会でも3アンダー・3位タイの好発進を切った。

「アイアンショットが本当に良くなってきていてパーオン率が上がり、そのぶんチャンスも多くなりました。後半は風が強かったんですが、その中でもチャンスを作れていたので、本当にアイアンに助けられています」

ツキもあった。3番パー3ではティショットがグリーン奥にいき、ピンが近い難しいアプローチが残った。そのアプローチはクラブが強く入ってしまったが、これが本人も驚くチップインバーディ。うれしい誤算に「これで気が楽になって、思いきってプレーできるようになりました」と一日の流れを作るターニングポイントとなった。

大会期間中とはいえ、女子プロも「マスターズ」は気になるようで、「ちらっと見ています。やはり松山(英樹)選手が気になりますが、皆さん、すごく振りきるスイングをされていますよね。私も思いきって一打一打に臨もうと思います」。世界のトッププロからスイングの原点を再認識させられ、明日の最終日に挑む。

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