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ネット配信などでJLPGAが“5億超”の黒字化 小林浩美会長「選手らの頑張りの成果」

記者会見で2023年度の決算報告を行う小林浩美JLPGA会長(撮影:ALBA)

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は18日、定時社員総会を開催し、終了後に記者会見を開いた。2023年度の事業報告や決算報告を行い、協会創立以来過去最高益となる5億円超えの黒字を達成したことを明らかにした。

黒字化となった理由の一つに、主催者に帰属されていたテレビ放映権料が、23年度より新規でJLPGAの収入に計上されることになったことを挙げた。小林浩美会長は「放映権の評価は、なにより選手の頑張りなどの成果によるものであり、協会が様々な投資をしてトーナメントの価値を高めたよるもの」と、選手や会員らに感謝の言葉を述べながら明るい声で話した。

20~22年度はコロナ禍による収入減に悩まされ赤字となったが、黒字化は19年以来のこと。今回の5億超えの利益により、その赤字を「回収」することに成功した。

さらに、インターネット配信の単独収支についても、「収入が大幅に増加した」ことも発表。初年度の21年、22年は赤字だったが、「もともと3年間の先行投資案件としてスタートした。1年前倒しで黒字化を達成した」と話した。

「黒字化にする努力を継続しながら、ブランドの価値向上のために様々な角度から投資を進め、発展に努める」と、これからもさらなる取り組みを行っていくことを宣言。羽田空港でのプロモーション広告、テレビ東京でのトーナメント情報番組を放送する(初回は4月7日放送)という活動も始め、さらなる進化を遂げていく。

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