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「飛距離も出ていた」首の痛みを気にしながらも勝利 松山英樹は初戦で19年覇者を撃破

松山英樹は首痛を抱えながらも勝利した(撮影:ALBA)

<WGC-デル・テクノロジーズ・マッチプレー 初日◇22日◇オースティンCC(米テキサス州)◇7108ヤード・パー71>

首の痛みの影響で練習ラウンドを行わずに本戦に臨んだ松山英樹は、初戦で2019年大会覇者のケビン・キスナー(米国)と対戦し、18ホールまでもつれる展開を1UPで制した。

5番パー4で2打目を1メートルにつけバーディを奪い1UP。8番ではボギーを叩きオールスクエアに追いつかれた。すぐさま9番をバーディとして取り返し再び1UPし後半に入った。10番は取られたが、13番ではキスナーがボギーを喫し再度1UP。14番では1.5メートルのチャンスを外すも、その後は2ホール連続でバーディ分け。なんとかそのまま逃げ切り、勝利した。

「正直かなり悪いですけど、試合ができるところまではきているので」と首を気にしながらもなんとかプレー。「飛距離も出ていたので、これくらいがいいのかな」と、慎重なスイングが返って好結果につながった面もある。「痛いので合わせ合わせなんですけど、パッティングはよかったところも多かったですし、ミスもありましたけどよかったですね」とまずは勝利にホッとした表情を見せる。

首の痛みが気になるところだが、ゴルフの内容には及第点。「勝てたことはうれしかったし、いい戦いはできたんじゃないかなと思います。明日も楽しみたいと思います」。残り2戦のグループステージを制して、週末に進みたいところだ。

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