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「4クラブくらい違う、困りますね…(笑)」 笹生優花が警戒する“超”広大グリーン

笹生優花が警戒する韓国山間コースの特徴とは?(撮影:ALBA)

<BMW女子選手権 事前情報◇17日◇ソウォンバレーCC(韓国)◇6647ヤード・パー72>

先々週はホステスプロとして国内ツアーの「スタンレーレディスホンダ」にスポット参戦し、先週の中国戦はスキップした笹生優花。3週間ぶりに戻ってきた米ツアーは韓国戦。「楽しみにしているアジアシリーズでもありますし、いい思い出ができるように。最終戦まで頑張っていきたい」と、残りわずかとなったシーズンを最後まで突っ走る。

米テキサス州のダラスに拠点を持つ笹生にとって、シーズン中に日本で1週間のオフを過ごすことは久しぶりなこと。「寝たりしていました(笑)」とのんびり過ごしながら英気を養った様子。調子についても「まあまあです。しっかり休めたので」と悪くなさそうだ。

昨年と開催コースは異なるが、舞台は似たような山間コース。それでも「去年よりはアップダウンが少ないので回りやすいかなと思う」と話す。さらにグリーンはかなり広大で、最終18番のグリーンはなんと縦幅が56ヤードもある。「フロントピン(手前)とバックピン(奥)で4クラブくらい違う。困りますね…(笑)」と苦笑いを浮かべながら警戒感を示す。

硬くてアンジュレーションに富んだグリーンは、ピンを狙うことをさらに難しくさせる。だが、「グリーンが大きいから乗せればいいやという考えもある(笑)。グリーンを分けて使うような感覚」とまずはパーオン第一。そして「縦距離も大切だけど、傾斜をよく使って狙っていきたい。ロングパットの距離感も練習しないといけないですね」と残り1日でさらに準備を進めていくつもりだ。

予選カットのない4日間だが、「気持ちはいつもと変わらないです」と取り組む姿勢は同じ。「やることしっかりやって、できたら先々週よりいいゴルフができるように頑張りたい」。前戦のスタンレーレディスホンダは28位タイだった。それ以上の結果を求め、優勝争いを目指していく。(文・笠井あかり)

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