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日本勢は過去最多の10人出場 13位発進の荒木優奈は「来たからには優勝したい」【オーガスタ女子アマ初日コメント集】

日本勢トップの荒木優奈(撮影:ALBA)

<オーガスタナショナル女子アマチュア(予選) 初日◇29日◇チャンピオンズ・リトリートGC(米ジョージア州)◇ 6410ヤード・パー72>

荒木優奈(日章学園高2年)が初日をイーブンパーにまとめて、日本勢トップとなる13位タイ発進を決めた。年明けに行われた「オーストラリアン・マスター・オブ・アマチュア」で優勝。その後、橋本美月が優勝した1月の「オーストラリア女子アマ」では4位、フィリピン開催の「クィーンシリキットカップ」では7位、シンガポール開催の「アジア女子アマ」では3位と、好調を維持している。

単独トップに立った世界アマチュアランキング1位のローズ・チャン(米国)とは6打差ながら、「自信を持って来ました。ショットが悪いなかでイーブンで回れたのは良かったと思います。やっぱり来たからには優勝したい」と、予選通過よりも優勝をイメージして2日目に進む。
 
JGAナショナルチームのメンバーで国際大会の経験は豊富。しかし、今大会ではいつもと違う雰囲気を感じ取っている。「人がめっちゃ多くて(笑)。ギャラリーさんもいっぱい入っていて、ツアーに来た気分です。スケールも全部でかくて面白いです」と、試合を楽しんでいる。2日目は「優勝のためにはアンダーで回るのはマスト」と21年大会の梶谷翼に続く、日本勢2人目の頂点を目指す。
 
チャンピオンズ・リトリートGCでの予選2日間で上位30位タイまでが、「マスターズ」の舞台となるオーガスタ・ナショナルGCで行われる決勝ラウンドに進出。過去最多の10人が出場している日本勢で、何人がゴルファー憧れの地を踏めるのか注目したい。
 
以下、日本勢のコメント集
 
■馬場咲希(2オーバー・23位タイ)
「いつもは出ないつかまる左のミスが出てしまい、上手く対応できなかった。私はショットが得意なので、明日はショットを修正して、目標は高く60台半ばを出すイメージでやっていきたい」
 
■伊藤二花(2オーバー・23位タイ)
「ドライバーがあまり良くなかったんですけど、フェアウェイキープは12回で曲がっているなかでは、けっこうフェアウェイにはいたのでそこは良かった。本当は伸ばしたいんですけど、パープレーを目指して、20位くらいで決勝にいきたいです」
 
■新地真美夏(3オーバー・32位タイ)
「ショットの状態もパットの状態もそこまで悪くないので、もったいないミスを減らしてもう少しバーディを獲れたら、もっと気も楽に回れるかなと思う。しっかりそこを練習して明日に向けて頑張りたい」
 
■吉田鈴(3オーバー・32位タイ)
「朝寒くて、地面も湿っていてランが出なかった。距離が長いので自分の身長的にも本当に厳しい。それでも全体的に見たら耐えたほうかなと思っています。まだ半分しか終わってないので長い目で考えて、明日も流れで考えられるようにしたい」
 
■六車日那乃(3オーバー・32位タイ)
「ティショットをミスしてボギーにしてしまうところが多くてもったいなかった。明日はティショットをフェアウェイにしっかり置くことを意識して、不安とか迷いが出てきても自分がどうしたいかを第一優先に考えて、前向きにやっていけたらなと思います」
 
■橋本美月(6オーバー・62位タイ)
「チャンスは多かったんですけど、ラインが一筋違うみたいなパッティングが噛み合わなかった。スコアは良くないですけど、楽しくプレーできたのは良かった点。グリーンがけっこう速いので、しっかり練習して、明日はまた合わせていけるようにしたいと思います」
 
【過去のオーガスタナショナル女子アマ・日本勢の成績】
2019年:安田祐香、笹生優花(ともに3位)
2021年:梶谷翼(優勝)、上野菜々子(19位)
2022年:吉田鈴(20位)、手塚彩馨、六車日那乃、橋本美月(いずれも予選落ち)

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