吉田優利は初のメジャー予選通過 週末で目指す「いいとこ取り」

吉田優利が全英で予選突破(撮影:福田文平)

<AIG女子オープン 2日目◇11日◇ウォルトン・ヒースGC(イングランド)◇6881ヤード・パー72>

2日目に4バーディ・3ボギーの「71」と1つ伸ばした吉田優利は、トータル1オーバーの47位タイで予選通過。アマチュア時代を含めれば、自身メジャー3戦目で初めての決勝進出に安どするとともに、「4日間プレーできるので、もっといろいろ吸収したい」と喜びすぎることなく、冷静に心境を話した。

吉田にとって、「フロントナインをどう乗り切るか」が攻略のカギだった。そして、アゲンストの風、距離が432ヤード、平均スコアが『4.329』と難易度が最も高かった2番パー4でバーディを奪った。ティショットもセカンドも3番ウッド。「ボギーがいっぱい出るようなホールなので、2打得したくらいの気持ちでいけた」と、流れに乗った。

3番を連続で奪うも、4番、7番をボギーとして前半イーブンで折り返し。「後半は16番だったりチャンスホールがある。うまく切り抜けられると思ったので、前半をイーブンパーで抜けられたのは大きかった」と、後半は11番でボギーを叩いても、15番からは連続バーディでカムバック。「ずっとボードを見ていた」というカットラインとのせめぎ合いを制し、「いいプレーができたと思います」と終盤の粘りを振り返る。

内陸に位置するとはいえ、全英らしい強い風は健在。主戦場とする日本ツアーとはまた異なるプレーを強いられるが、「風も強くて転がりまで計算しないといけない。いつもより曲がり幅を多めに読んだりして」と、その状況にすぐに順応した。スポット参戦だが、「ぽっと来て成績を出すには、イメージ力や経験値とかいろんな要素が必要だと思う」。日本でのメジャー覇者は、引き出しに蓄えていたテクニックを十分に発揮した。

初出場の全英で予選を通過し、「あしたあさってもプレーできるのでいろいろ吸収しながら、ベストを尽くしたい」と見据える週末。「(吸収も)メインにしたいし、それでもスコアを作っていきたい。両方うまく、“いいとこ取り”できたら」。成長の糧としながらも、貪欲に上を目指していく。

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