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最長飛距離365ヤード女子のバックスイングは「右足の上で雑巾絞り」

頭を右に動かしながら、右足の上で回ると深い捻転を作ることができる。反対に軸をセンターにキープしようとすると、左足体重の浅いトップになりやすい(撮影:相田克己)

かつて飛ばし屋の象徴は300ヤードだった。それが今ではクラブやトレーニング方法の進化により、男子で300ヤード飛ぶのは珍しくなくなり、女子でも300ヤードの大台に突入。そのひとり、最長飛距離365ヤードを誇る高島早百合に、深く捻れるバックスイングについて聞いた。

飛ばすためには体をダイナミックに動かすことが不可欠です。バックスイングでスイング軸をキープしようとすると、左足体重になりやすく、深く捻転することができません。スタンス幅からはみ出さない範囲で、軸を動かすことがポイントとなります。

バックスイングでは頭を右に動かして、右足の上で体を回しましょう。イメージは『雑巾絞り』。下半身を固定したまま、雑巾を絞るように上半身を回していくと深いトップが作れる。また、右に軸があることで、右股関節にしっかり体重を乗せることができます。

そしてダウンスイングでは右足から左足へ骨盤をスライド。これにより下半身の踏み込みと上半身の回転が連動して大きなパワーが生まれ、飛距離アップにつながりますよ。

■高島早百合
たかしま・さゆり/1992年生まれ、京都府京都市出身。名門・東北高校を卒業後、11年のプロテストに合格。18年にはドラコン競技に出場し、365ヤードを記録した。

◇ ◇ ◇

●多少曲がってもいいから同組のライバルたちより1ヤードでも遠くに飛ばしたい。そんなアナタは関連記事【もう飛ばないなんて言わせない! レッスン大特集】を要チェック。ヘッドスピードの上げ方、効率のいい当て方が満載です。

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