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『好不調の波をなくす』そんな夢のようなドリルがあった!/畑岡奈紗

トップで止まってから打つと、上体が突っ込まずに左股関節に乗りやすい。左足体重で振れるため、フォローまで体の回転が止まらない

ゴルフにおける好不調の波は、誰でも必ず訪れますよね。大事なのは、不調の期間をどれだけ短くするか、不調を脱する具体的な方法を持っているかだと思います。私の場合、調子が悪くなると右足に体重が残りあおり打ちになります。こうなったときにどうするか。

私は自分の不調を感じると、朝イチの練習でトップで止まってからボールを打つドリルを繰り返します。

右足に体重が残るのは、切り返しで上体から打ちに行くから。トップで一度止まることで、左股関節に乗って切り返すというスイングの正しい順番を体が思い出します。ポイントはしっかり左ツマ先で踏み込む動きです。左足体重ならフォローまで鋭く回転できて、ボールを厚く押し込むことができるようになります。

私と同じように、右に体重が残ってスイングの最下点がボールのかなり手前になり、インパクト効率が悪くなってしまうという人は、トップで止まるドリルが効くはずです。試してみてください。

畑岡奈紗
はたおか・なさ/1999年生まれ、茨城県出身。切れ味鋭いショットを武器に、米国女子ツアー6勝を挙げる。海外メジャー制覇が最大の目標。アビームコンサルティング所属

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