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まさかの“一人プロアマ”!? 西村優菜が日本では考えられないできごとに仰天

最後は同組のふたりと記念撮影(撮影:ALBA)

<ロッテ選手権 事前情報◇11日◇ホアカレイCC(米ハワイ州)◇6603ヤード・パー72>

これも“洗礼”? 今季から米国を主戦場にするルーキーの西村優菜が「めっちゃびっくり」と思わず笑ってしまうような、日本では考えられない経験をした。

開幕前日の現地時間11日、コースではプロアマを開催。西村もメンバーに選ばれ、午後0時30分に1番ティからスタートする予定だった。しかし、その時間が迫ってもゲストがなかなか来なかった。「日本だと待ちますよね」という状況だが、そこで大会、協会側がくだした判断は「時間になっても来なかったら一人で行って大丈夫! 後ろが詰まっちゃうからスタートしてね」というものだった。

この言葉を聞いた時は「え!?」と目が点に。「怒られるやつじゃないよね?」と半信半疑のまま、定刻になったため、たった一人で“プロアマ”を開始した。結果的には2番ティで全員が合流し、通常のプロアマに戻ったというが、なんとも「不思議」な1ホールに感じたようだ。

そんな状況にはもちろんビックリしたが、ほかにもこんな心配が。「1番は自分のスコアがチームのスコアになるので、変にプレッシャーがかかっちゃって」。結果はパー。ただ1番はパー5のため、合流直後にゲストから『バーディだった?』と聞かれ、少し“バツの悪さ”も感じることになった。

日本では同様のケースの場合、ゲストの到着を待ったり、早い段階で遅れることを大会側が把握していればスタート時間を入れ替えるなどの対応が取られるだけに、“まさかのできごと”になった。「(最初の1ホールは)めっちゃさびしい感じでした。アメリカっぽいですよね(笑)。でも残り8ホールは楽しめたのでよかったです」。今後も、これまでの常識が通用しない場面に遭遇するかも? そんなことを感じさせる1ホールだった。(文・間宮輝憲)

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